就活SST「メリット・デメリット分析」
ストレッチ講座
リスタートでは、水曜の午前中にストレッチ講座を行っています。
公園までウォーキングをして、簡単なストレッチをして身体を伸ばします。ストレッチには不眠や頭痛・腰痛などの軽減に効果があります。
週の真ん中（水曜）に1度、プログラムでストレッチを定期的行うことにより心身の安定を図ることが目的です。
公園にてストレッチ
本日も公園まで歩いて行き、ストレッチを行っています。
今日は桜が咲いている公園の中で、気持ちよくストレッチを行えました！
なかなか人が多いところには外出できませんが、手洗い・うがい・消毒など最善の対策をうってストレッチをしています。
そうすることで、普段あまり外に出られないことで溜まっているストレスの発散や運動不足を解消してます。
講座は腹式呼吸から始め、身体や腕・背中・脇腹・首・肩・腰などを伸ばすストレッチをしました。
ストレッチには身体をリラックスさせる効果があり、自律神経を安定させるので、頭痛や腰痛・不眠を軽減させてくれます。
ストレッチの種類は計15種類以上行っています！
冬もそろそろ終わりに近づいてきて、桜の開花時期となりました。
外出が制限されている分、近くの公園まで散歩してみると、気分転換になります。
自粛しつつも、「今自分ができること」で気分転換をすることが大切です。
具体的には、遠くに行けないのなら、散歩をするようにする。家の中でできるストレッチのような運動を取り入れてみる。
ストレッチやちゃんと色々なところを伸ばそうとすると、時間が必要になってくるのでピッタリの気分転換と言えますね！
就活SST
『た』で始まる懐かしいものといえば？
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています！
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
「たまごボーロ」「タウンページ」「宝探し」「駄菓子屋」など様々な答えが出てきました！
意見として出てくるまで忘れているようなものもありましたが、懐かしい思い出が一気によみがえってきました！
前回の復習
就労移行支援事業所 リスタートの前回のＳＳＴでは、コントロールできる行動とできない行動について考えました。
ネガティブな感情が湧いてくることは仕方のないことですが、その感情から抜け出すための選択ができるのもまた自分自身です。
感情をコントロールするためには、「メリット・デメリット分析」が有効です。
メリット・デメリット分析
メリット・デメリット分析は、自分が選択している「行為」や「思考」、「感情」が、自分にとって望ましいものかどうかを判断するために役立ちます。
例えば、「仕事でミスをしたことで上司に怒られ、落ち込んでいる」としましょう。
ここで、落ち込みを選択していることによるメリットとデメリットのどちらが大きいかを考えるのが、メリット・デメリット分析です。
ネガティブな感情は、一見デメリットしかないようですが、実はメリットも持ち合わせています。
そのために、人はネガティブな感情に繋がる選択をしているのです。
落ち込むことのメリットとしては、以下の３つが主に挙げられます。
怒りを抑える
落ち込むタイミングは、多くの場合怒りが沸くタイミングと同一です。
「上司に怒られた」場面では、怒られたことに対して怒りが沸いてきてもおかしくないのです。
しかし、ここで怒りを表してしまうと、「自分に原因があるのに怒りを返す」いわゆる「逆ギレ」と見られてしまい、周囲に悪印象を与えてしまいます。
落ち込みの感情は、エネルギーを消耗させることで、このような場面で怒りが沸くことを抑制する効果があります。
援助を貰う
困っているときに「助けて欲しい」と伝えるのは、意外と難しいものです。
しかし、「落ち込んでいる」姿を見せることで、言葉にする必要なく周囲に心配してもらったり、助けてもらうことができます。
逃避する
目の前の困難に立ち向かうだけの力や心の余裕がないとき、一時的に目を逸らすのは悪いことではありません。
解決するための力を蓄えるために、落ち込みが有効な場合があります。
落ち込むことのデメリット
一方で、落ち込むことは大きなデメリットも持ちます。
例えば、落ち込んだばかりの頃は周囲の人も心配してくれますが、次の日も、また次の日も落ち込んだままでいると、周囲の人が段々とイライラしてきてしまう場合があります。
「落ち込んでいる」姿が周囲に一方的に助けを求める姿勢を内包してしまっているために、段々と悪い印象になってしまうのです。
また、逃避が続いてしまうと、問題が解決できないままに時間が過ぎ去ってしまうことにもなります。
このようなメリットとデメリットを比較し、もしもデメリットのほうが大きかったのであれば、自分の選択を変えるための行動を起こす必要があります。
