不安から自分を解放してあげる処方箋 ~その9 自分に自信がない人へ~
どうしてあなたは辛いのか
やってみないことには、「好き」も「嫌い」もわからないでしょう?
失敗が怖い自分、どうしたら「やりたいこと」にたどり着けるの?
- 自分の不安の根っこに気づきたい。
- 「まずはやってみる」がニガテ。
- 失敗するのが怖い、嫌な思い出がある。
- 「本当にやりたいこと」を見つけたい。
チャレンジできないのは、チャレンジできない理由がちゃんとあるんだ。
「本当にやりたいことを見つけたい」は「すべきことをしたい」?
誰だって、失敗するとわかっていてチャレンジするのには戸惑いがありますね。
チャレンジできない状態というのは、失敗した経験・苦い思い出を踏み台に変換するエネルギーが足りていない、ということです。
とりとめのない願望
やりたいことがないから、生きがいや喜びを感じられないのではないですか?
人生が楽しくない、と思っている人もいるかもしれませんね。
そんな自分の唯一の希望が、「やりたいことを楽しくやりたい」というもの。
自分探し、本当にやりたいことを探したいのではないでしょうか。
しかし、こんなに探しにくいものはありません。
さらに、それは自分で探さなくてはいけないものだと、あなたは知っています。
やりたいこと・すべきことが見つからないのに、もし見つけたとして、挑戦してみてうまくいかなかったら・・・と考えると、踏み出せません。
誰かほかの人がやってくれればいいのに、と思うでしょう。
自分の進むべき道を、誰かが整えてくれて、サポートしてくれたらいいのに。
その道に放り出されることもなく、安心できる未来がほしいのに。
それは「やりたいこと」なのかな?
あなたの気持ちをラクにする、厳しい自分
あなたもこんな風に考えて、「自分ではどうしようもならない」と落ち込み不安になり、しかし「どうにかしなきゃ」と焦っていませんか?
先ほどのような気持ちを打ち明けると「甘ったれるな」と叱咤が飛んできてしまうかもしれません。
しかし、そんなエネルギーがないから、困っているのです。
自分の手で、失敗を踏み台に変えるエネルギーがないから、行動してみることを恐れているのです。
疲れたり、ストレスがあったりすると、心に余裕がありません。
- やりたいことを見つけなくてはいけない。
- やりたいことが見つけられない自分は、ダメ人間だ。
などと、「見つけなくてはいけない」と勝手に自分で思い込み、それに縛られて「できない自分はダメだ」と自分を否定してしまう・・・
そんなネガティブな循環になってしまうと、「失敗も経験のうち」などポジティブに変えるエネルギーまで、失われてしまいます。