そもそも「自己肯定感」とは
でもナルシストだとかワガママだとか思われてしまわないかな?
リス太君の言うように、自己肯定感とは「ありのままの自分で大丈夫だと思える感覚」です。
自己肯定感が高いと、ほめられたとき「嬉しい! 次も頑張ろう」と思います。
逆に自己肯定感が低いと、周りからは「すごい」と言われているにも関わらず、自分は頑張ったと認めてあげることができません。
自分を自分で認めてあげる能力、と言ってもよいかもしれません。
「頑張ったこと」を認めてほしい日本人
だからといって、ワガママであるべきだ、というわけではありません。
逆に自己肯定感が低いから、他人からの承認を求めて「ワガママ」になってしまうのです。
日本では「和」とか「協調性」、「謙遜」がよいこととされています。
ほめられたとき「そんなことない」と謙遜してしまいますね。
欧米などでは「努力してよかったよ」と自分を肯定するのが常。
日本で育ったから、というのも自己肯定感が低い理由のひとつかもしれません。
心当たりはありませんか?
自分の代わりに、他人に肯定してほしいと求める
批判されるのが嫌、迷惑をかけたと思われたくない。
頼めない・断れない。
一人で抱え込んでしまいがち。
過干渉、お節介、忖度で、ほめられたい・役に立ったと思われたい。
他人に認めてもらうために頑張れる。
人に合わせる他人依存になりやすく、ほめられたいから完璧主義やお節介といったことも。
自分を認めるために、事実ではなく力関係を求める
自分の実力を周囲に認めさせたい。
他人を支配する力がほしい。
認められない自分から目をそらす
酒・タバコがやめられない。
拒食・過食、自傷行為。
自己肯定感が強いから、他人を支配できている・・・っていうわけではないんだ。
逆に、弱さから偽りのパワーで支配しているっていうような感じかな・・・