自立神経を整える呼吸法講座①「腹式呼吸」
「自立神経を整える呼吸法講座」では、心身の安定を図るための呼吸法を学んでいきます。
不安になったり、落ち着かない気分になることが増えている方は多いと思います。
だからと言って、外に出たり激しい運動は出来る環境ではない、そんな時に有効なものが呼吸法です。
自立神経を整えるために、具体的な呼吸の方法を実践していきましょう!
自立神経について
私たちの身体にはバイオリズムがあります。自身の健康を害さないためにも、それを保つ必要があります。
そこで重要になってくるのが、自立神経です。
自立神経は、日中行動している時は「交感神経」がONになり、夜は心身がリラックスする「副交感神経」がONになります。
しかし、現代では、夜遅くまでパソコンや携帯電話などを利用する人が多くなっているため、夜になってもなかなかリラックスモードに切り替わりません。
そのことが、睡眠の質を低下させる原因にもなっているのです。
腹式呼吸
そこで有効な方法が、「腹式呼吸」です。
腹式呼吸は、自立神経を刺激して、副交感神経を活性化させてくれます。
よって、睡眠の質も向上していきます。
以下の方法で腹式呼吸を実践していきましょう。
〇腹式呼吸のやり方
①背筋を伸ばして、おへその下あたりを手でおさえます。
②鼻から息を吸います。5秒間。(この時、お腹が膨らんでいくのを手で確認してください)
③口から「スー」と言う音を出して、息を吐きます。10秒間(この時、お腹が凹んでいくのを手で確認してください)
④①~③を3セット行います。
鼻から息を吸う時に交感神経がONになり、口から息を吐く時に副交感神経がONになります。
リラックスする副交感神経をより優位にさせたいので、息を吐くのを2倍の長さで行います!
まとめ
今回は、自立神経を整えるために、
・自立神経について
・腹式呼吸
を学んでいきました。
呼吸法は、不安な時、緊張している時、眠れない時、色々な時に使えます。
是非、実践してみてください!