ありのままに生きるための自己肯定感講座 ~その4 たったひとつのことに気づく~
自分が嫌い・・・そんな状態を抜け出すために、まずすべきこと
- すぐ落ち込んでしまう。自分はダメなヤツだと思う。
- ほめられても、素直に喜べない。謙虚。
- 人目が気になる、つねにマイナス評価されてるって思う・・・
- 自分がキライ・・・
まずはネガティブ・ポジティブを実感する
ポジティブ・ネガティブについて
どうしたらポジティブになれるんだろう?
「感情は思考の結果」とよく言われています。
マイナスなことを考えると気分は憂鬱になりますし、プラスのことを考えると気分も楽しくなります。
じゃあまず、落ち込んだことを思い出してみて。
思い出すだけでもイヤになっちゃう・・・
いつも美味しいなって思いながら食べてる!
気分に変化はあった?
心は常にネガティブになりやすい
人の脳は、ポジティブな状態を続けることはできません。
なぜなら、危険を察知し、解決しようとするのが脳の仕事だからです。
このため、無意識でいると常に心配事を気にしてしまう、落ち込んでしまう、ということになります。
そして、何かをしようとしているときの脳は、過去の嫌なことを思い出して、その経験から未来の危険を取り除こうと対策します。
過去の嫌な経験を思い出すわけですから、後悔したり不安になったりとネガティブモードに。
過去の分析をしているようでも、不満や愚痴がどんどん出てきてしまうことも。
しかし、これは心が「今・ここ」を離れているから。
心が「今・ここ」を離れている状態では、他人をねたんだり、自分を悲観したり、他人の視線を気にしすぎて被害妄想をしてしまったりと、ネガティブ一直線に。
あなたが気づくべき、たったひとつのこと
あなたは今、息を吸っていますか? 吐いていますか?
と言われて初めて、自分は呼吸をしている、ということを実感しますね。
またこれまで「この記事を読んでいる」「文字を目で追っている」と実感していましたか?
おそらくその実感は今目で見て初めて起こったもので、この「実感」ができている状態が「マインドフルネスな状態」です。
怒っているときにふと「なんでこんなことで怒ってるんだ?」と自覚したり、妬みの感情に「あ~自分は嫉妬しているな」と感じたり。
ネガティブなときは逆にマインドレスネスになりがちで、「自分はネガティブなことを考えて落ち込んでいる」とは気づかず、どんどんマイナス思考のループに。
しかしそんなときに「自分は今、落ち込んでいる」と、今現在の自分を実感できれば、思考をポジティブに変え、気分も持ち直すことができるようになるのです。
たしかに、暗い気分のときは明るいことなんて考えてる余裕がないよね。
だから、マインドフルネスな状態を保つためには、ちょっと修行が必要なんだ!