【活動紹介】在宅時の活動について

就労移行支援事業所リスタートでは、現在コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言を受け、在宅による活動を支援しています。

具体的には、利用者さんに在宅にて課題を行って頂き、体調なども含めて毎日定期連絡をしてもらい、支援を行っています。

①課題(新聞読解、就活対策、資格試験の勉強等)

②定期連絡(毎日のメール連絡、電話での状況確認、課題のフィードバック)

皆さん在宅の活動ながら、自身の課題と向き合って努力なさっています!

今回はその活動内容について紹介していきます。

課題(新聞読解、就活対策、資格試験の勉強など)

課題については、主に下記3点です。

1)新聞読解

新聞の記事を毎日配信しています。

その内容についての感想や意見を利用者さんがメールに記載して頂いています。

新聞の記事というのは、難しい用語なども出てきますが、単語の意味を調べたり、時には質問をしながら頑張って取り組んでいらっしゃいます!

新聞のような情報量の多い一定量の活字を読むことで、脳の活性化となり、生活リズムの改善を促す効果があります。

2)就活対策

リスタートのプログラムで行っている就活対策講座ですが、そこで学んでいるものを中心として新しく在宅用の課題を送付しております。

例としては、「挨拶をする上での注意点」や「身だしなみで気を付けることをまとめましょう」といった基本的な内容から、「会議に出席する際に準備すること」や「論理的に考える・数字で考えることのメリットを挙げてみましょう」といった実践的な内容もあります。

こちらも皆さんペースは体調に合わせて違いますが、1日1枚程度進めていてその内容をメールに転記をしてアウトプットの練習をしている方もいらっしゃいます!

3)資格試験の勉強等

その他、この資格を受験したいという試験がある方や特定のスキルを身に着けたい方(パソコンでタイピングの練習をしたいなど)はそちらをどこまで行ったかをメールにて報告を頂いています。

パソコンの資格や簿記など、様々なものに計画的にチャレンジされていらっしゃいます!

進捗を連絡頂いて、勉強方法などや進め方をメールや電話で職員と相談しながら進めています。

定期連絡

上記の課題の進捗と合わせて、体調や気分についても毎日10時と14時に報告頂いています。

この時期、家の中にいることで体調管理がなかなか難しい方もいらっしゃいますが、日々の報告で記録することで、自身の体調を客観的に見るこができます。

また、そのメールに対して職員からフィードバックのメールもさせて頂いております。

人間なのでバイオリズムがありますが、大きく崩さず安定できるように、体調を観察することや不安な時にメールや電話の相談をすることで、利用者さんは頑張って対処しています!

体調は下記の項目を記載いただいています。

①睡眠:何時に寝て何時に起きたかを記載
②体温:検温した結果を記載
③体調:体調でどこか痛みなどないかを記載
④食欲:食べる意欲はあるかを記載
⑤気分:精神面で不安がないかを記載
⑥予定:何の課題をどこまで進めるか記載
⑦困りごと:何か困っていることを記載
⑧電話相談:電話にて相談ごとがある場合は記載

コロナウイルスも日々感染拡大のニュースが出ていますし、毎日検温をして、睡眠がとれているかなど、自身の体調を崩さないように徹底して体調管理を行っています!

引き続き在宅支援は続いていきますが、体調管理や課題をこなし、都度相談しながら一緒に頑張っていきましょう。