ありのままに生きるための自己肯定感講座 ~その9 イヤなトラブルを解決する~
目次
「念じる」ことが不遇から抜け出すための鍵
- 自分は不運だ。
- 嫌なことばかり起きる。
- 自分には解決できないことばかり。
こんな風に思ったことはありませんか?
不遇だ、苦しい、と悩んでいる人は、少し「意識する」だけで、潜在意識が解決してくれるかもしれません。
本当の自分に必要なものを見つけられるのは「トラブル時」
トラブルを呼び寄せているのは、自分の心そのもの
実は、嫌なこと、トラブル、というのは、自分の潜在意識が呼び寄せたもの。
落ち込み、不快な対人関係、失敗・・・
ほとんどが自分の潜在意識によるものなのです。
潜在意識とは、顕在意識にくらべ大きなパワーをもっている、自分では気づけない心の奥の心理。
トラブルは、そんな潜在意識が、自分を成長させるための課題として、呼び寄せているものなのです。
例えば、「嫌なことを言われた」という状況を考えてみましょう。
この状況も、実は潜在意識が呼び寄せたもの。
潜在意識は、「対人関係の能力をあげたい」と願っていたのでしょう。
そのための課題として、「嫌なことを言われたときに上手に対処する」という状況が生み出されたわけです。
上手な対処ができて課題をクリアすると、潜在意識の望む「対人関係の能力アップ」が実現されます。
有事の際の「マインドフルネス」
嫌なことが起きたとき「はぁ、まただ・・・」と落ち込んでしまうと、ネガティブになり解決策や本来の課題から思考がズレます。
しかし、マインドフルネスな状態になり「私は今、嫌だと感じた」と自分を正しく感じられれば、嫌だと感じた原因、傾向、対策まで思い浮かぶでしょう。
ネガティブになったときこそ、マインドフルネスを実行して、潜在意識の望む答えを見つけ出しましょう。
投げ出してしまうと、重たくなって返ってくる
もし、「嫌なことを言われた」状況で、ただ落ち込んでしまう・ただイライラするだけで終わらせたとしましょう。
潜在意識からすれば、課題から逃げたことになります。
しかし潜在意識は「対人関係の能力をあげたい」と望んでいるので、別の機会に同様の状況を引き起こすでしょう。
自分自身で、答えを見つけるために。
だからトラブルから逃げたり、無視したりしてしまうと、「自分だけ」「何度も同じような不運」に出会ってしまう、というわけです。
さらに先送りにしていると、潜在意識もより強硬な手段に出るようになります。
成長するための課題を先送りにしていると、いつかツケが回ってくる・・・夏休みの宿題に似たようなものですね。
または、突然の無理難題・人生の分岐点局面ともいえるような課題になってしまうことも。
潜在意識が成長を求めているということ、答えにたどり着ければ潜在意識の望む成長ができるということを、トラブルの時こそマインドフルネスな状態で自覚できるとよいでしょう。
トラブルを解決するためには
ほとんどのトラブルは、自分の力で解決できるもの・すべきものです。
自分はいつでも、潜在意識によってパワーアップのチャンスが与えられている、と捉えるようにしましょう。
仕事、対人関係、煩雑なこと。
どれも、自己肯定感の低さを克服するために、潜在意識により課題として直面させられているもの。
だからこそ、乗り越えられたら、潜在意識が求めている能力が手に入るのです。
トラブルが起きたときこそ、「潜在意識によって、課題が与えられた。クリアして自己肯定感を高めよう」と前向きに捉えるべきなのです。