就活お役立ち講座㊷「間違いを指摘する際の注意点」
就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。
就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。
「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。
人の間違いを指摘する際の注意点
人と話をしているとき、相手の言っている内容の中に間違いがあることに気づいた経験を持っている人は多いと思います。
そのようなときに「少しいいですか。それは間違いだと思うのですが」などと、人前で指摘するのはマナー違反です。
こういう指摘の仕方をすると、正しいことを言ったとしても、相手は気分を害してしまうものです。
さらに、私的された人は恥をかかされたことになるので、人間関係にひびが入る可能性もあります。
そのため、人に対して指摘するときは、最新の注意を払いましょう。
それではどう話したらいいのかというと、話が一段落した後に、「△△について自分は~~と思うのですが、いかがでしょうか?」と2人だけになったときに聞きます。
こう言えば、相手も自分の間違いを素直に認めやすくなります。
会話時の距離
「どうしてこんなに離れているのだろう?」とあなたは人と話しているときに、感じたことはありませんか。
実は、人は相手との距離によって、緊張感を持ったり、リラックスしたりと気分が変わります。
つまり、相手と適切な距離を保つことができれば、よりよい精神状態で人と話すことができます。
適度な距離は、お互いの親密度によって異なります。
たとえば、初対面の相手だと1.2メートル程度、友人や知人は1.2~0.8メートル、家族や恋人は0.8メートル以内になります。
また、同様の効果を相手との位置でも得ることができます。
それは、相手の目を直視することで緊張感が生じないように、相手から見て90~120度の位置を取る方法です。
この位置の取り方は、カウンセリングでも使われていて、非常に効果的です。
現在は、コロナによる影響でソーシャルディスタンスをとることが推奨されています。
いつもの会話の距離とは違って、親しくても1メートル(できれば2メートル)程度あけることが求められています。
感染症対策にも気をつかって、距離を考えていきましょう。