年末プログラム「逆の立場で考える」

年末プログラム

早いもので、もう今年も終わりが近付いてきました。

就労移行支援事業所 リスタートでは、今日から3日間は年末特別プログラムとして、1日1つの課題に挑戦していきます。

今日の課題は、「逆の立場で考える」練習です。

逆の立場で考える

自分と逆の立場の意見は、つい「間違っている」とか「そんなことはない」と決めつけてしまいがちです。

しかし、逆の立場にも優れたところやあっているところはあるものです。

逆の立場で考えられるようになることは、相手の立場も考慮したより良い意見を伝えるために必要なのです。

今回は、下記の3つのテーマについて、「賛成」か「反対」かを決め、その理由を考えてもらいました。


テーマ① 電子書籍より紙の本の方が良い
テーマ② 小学生にとっては理科より社会の方が重要だ
テーマ③ 新卒で採用するなら明るさより真面目さが大事だ

今回の課題は、あえて自分の意見とは逆の立場に立って意見を主張する、というものです。

普段の生活の中で自分と逆の意見を持つ人にあったとき、どのように対応していますか?

もしかしたら、その人の意見は間違っていると考えて自分の意見に合わせさせようとしたり、受け入れはするものの「本当は違うのに・・・」とモヤモヤを残してしまう、という人もいるかもしれません。

相手の考えを理解せずに自分の意見を伝えようとしても、それは”押し付け”になってしまいます。

相手からすれば、自分の意見は受け入れてくれず、一方的に考えを押し付けられるというのはイヤなものです。

そうならないようにするためには、相手の意見も理解し、それを踏まえた上で自分の意見の良いところを伝える必要があります。

相手の立場に立って考えることは、最初は難しいかもしれません。

しかし、普段から意見を一つと決めつけずに様々な側面から見る練習をしておけば、思い込みに囚われることなく幅広い考え方ができるようになります。

また、社会においては必ずしも自分が実際に持っている意見の通りに行動できるとは限りません。

そういった意味でも、自分と逆の立場のつもりで考え、意見を作る練習は役に立つはずですよ。