コミュニケーションプログラム「自分の短所について」
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていくことで関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「自分の長所について」
あなたの短所はなんですか?と面接の場面では定番ですね!
相手に自身の事を理解してもらうためや自己理解する事によって自身の能力を生かしてお仕事する事が出来るかもしれません。
今回の皆さんの意見はこちらになります!
- 視野が広いから集中力が不足している
- ストレスに気づきにくい
- 頭が固くユーモアが無い
- 優柔不断
認知行動療法講座
前回は、スキーマを修正する方法のひとつとして「メリット・デメリット分析」を紹介しました。
今回は、認知行動療法講座の最終回として総まとめを行いました。
認知行動療法まとめ
今日で認知行動療法講座は1度最終回となります。
次回から、最近来所を始めた利用者さんたちにも参加してもらってまた初回に戻ります。
今回は、これまでに話してきた認知行動療法の総まとめを行いました。
自動思考
認知行動療法で重要な考え方として、気持ちや行動が考え方に影響される、というものがあります。
同じ状況であっても、人によって感じる気持ちは違います。
例えば道を歩いていて犬を見たとき、「かわいい、撫でたい」と思えば幸せな気持ちになり、近づいていくかと思います。
一方で、「噛まれるかもしれない」と思えば恐怖や不安の気持ちが浮かび、その場を離れようとしようとするでしょう。
このような、パッと浮かぶ考えのことを「自動思考」と呼びます。
コラム法
自動思考に含まれる認知の歪みを見つけていくことで、ネガティブな気持ちや行動に対処することができます。
コラム法では、7つのコラムに分けて自動思考を分析していくことで適応的思考を探します。
行動による問題解決
コラム法によって新しい考えを見つけても、それだけではすぐにその考えに沿った行動はできません。
一度アクションプランを建て、実際に行動を起こすことで初めて適応的思考を信じられるようになってきます。
スキーマ
コラム法で適応的思考を見つけ、行動によって修正していくことで、ネガティブな気持ちや不適切な行動に対処することができますが、最終的に目指したいのはそもそも認知の歪みの含まれていない自動思考が浮かぶようになることです。
そのためには、どのような自動思考が浮かぶのかに関係している「スキーマ」の修正が必要です。
いくつかの場面で浮かんだ自動思考などから自分のもつ不適切なスキーマを見つけ、それを変えていくことができれば、今感じている生きづらさを解消することができるでしょう。