就活SST「行動のコントロール」

新聞読解「お年玉で子供の金銭教育」

以下、記事の要約です。

今年はコロナ感染予防のため親戚が集まれなかったけどお年玉増。
20年12月は、郵便局で現金書留用の封筒の売り上げ枚数が前年同月の約1.6倍になった。
お正月に会えなくてもお年玉だけは渡したいと考える人が多かった様子。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • お年玉の使い方が多様化している。
  • キャッシュカードの重要性を子供の時に学ぶのは大事
  • お金の使い方を子供の時に学習することは重要

今後は子供の時にお金を増やす工夫をする機会があると良さそうですね!!

就活SST

前回の就活SSTでは、欲求を満たすための手段に関係する「上質世界」の紹介をしました。

今回は、自分の行動をコントロールするための方法について考えていきます。

行動のコントロール

私たちは、いつでも自分の人生を最も効果的にコントロールできるような方法で行動を選択しています。

つまり、基本的欲求を満たすため、上質世界にあるイメージ写真のいずれかを手に入れるための行動を選んでいるのです。

一方で、何かに失敗をして落ち込んでいる状態だとしたら、その落ち込みも本人の選択であると考えられます。

なぜならば、落ち込みという感情そのものをコントロールすることはできませんが、間接的に落ち込むのをやめるための行動を選択することはできるからです。

人の行動は、手を動かす、歩くといった「行為」、何かを考えたり思い出したりする「思考」、嬉しい、悲しいなどの気持ちを浮かべる「感情」、汗をかく、心臓を動かすなど意識せずに行っている「身体反応」の4つにわけることができます。

このうち身体反応と、落ち込みも含めた感情の2つは直接のコントロールをすることはできません。

しかし、「好きなものを買いに行く」という行動や、「失敗は誰にでもあるから気にする必要はない」など思考を変えることによって、間接的に落ち込みから抜け出すことは可能なのです。

 

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