就活SST「変えられるものと変えられないもの」

新聞読解「減らして増やす新・消費」

以下、記事の要約です。

今春から日本でイオンや資生堂、ロッテなど25社と組み、
「roop(ループ)」と呼ぶ容器のリサイクル事業を始める。
ちなみに世界では米プロクター・アンド・ギャンブルやスイスのネスレ
など名だたるグローバル企業が参加している。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 新商品がこれから再生できる品物だと安心できる。
  • プラスチックなどのごみをなんとかしたいと思う。
  • 3Rについてやっと浸透してきたと思った。
  • サステナビリティについて初めて知った。

今後も地球環境を守っていきたいですね!

就活SST

前回の就活SSTでは、メリット・デメリット分析を使ってネガティブな感情に挑戦しました。

今回は、変えられるものと変えられないものについてお話しします。

変えられるものと変えられないもの

前回、メリット・デメリット分析を用いて怒りや落ち込みといった感情について、そのまま持ち続けた方が良いか否かを判断する練習をしました。

メリット・デメリット分析の結果、その感情を持ち続けるデメリットがメリットを上回っていたら、その選択はあなたにとって有効なものではないと言えます。

そうした場合は、他の行為や思考を選択したほうが良いでしょう。

行為や思考を変えることで、間接的に感情や身体反応を変えることができるのです。

ビジネス場面でこの考え方を活用しようとするためには、まず自分の力で変えることができるものとできないものを区分して考えることが大切です。

次の表のうち、自分の力で変えられるもののみを選んでみてください。

・自分の行動
・自分の言動
・明日の予定
・今日の寝る時間
・旅行する場所
・付き合う友人
・将来の自分
・自分の上司
・今年の残された日数
・降っている雨
・他人の言動
・先月の売上
・緊張して出る汗
・時間に遅れているバス

答えを言ってしまえば、自分で変えられるものはこのリストの上半分。

すなわち、「自分の行動」~「将来の自分」までです。

こう聞くと、「将来の自分」に関しては、思い通りにいかないではないか、と思われる方もいるかもしれません。

自分で変えられるとは、イコール自分の思い通りになるというわけではありません。

例えば、「サッカー選手になりたい」と思っていたすべての子供が将来サッカー選手になれるわけではないでしょう。

しかし一方で、サッカー選手になることを目指さずにサッカー選手になった人もいないのではないでしょうか。

サッカー選手になりたいと思い、そのための行動を続けていたからこそ、その人はサッカー選手になることができました。

また、例えその夢自体はどこかで潰えてしまったとしても、自分の好きなことに携わっていたいと考えて行動を続けることで、サポーターとして有意義に過ごす、といった道もあるかもしれません。

一方で、自分からは行動を起こさず、自分をサッカー選手にしてくれる”誰か”を待っていただけの人がサッカー選手になることはできません。

選択理論において重要な考え方として、「自分」と「未来」は変えられるが、「他人」と「過去」は変えることができないというものがあります。

過去に起きたことや他の人の行動が変わればいいのに、とどんなに思っていても、それだけでは状況は変わりません。

自分が望む未来に進むためには自分自身がどう動けばいいか、どう変わればいいか。

そこに目を向けていくことが重要なのです。

 

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