目指せ就職! リスタート面接突破講座⑨ ~気持ちを伝える練習~
リスタート面接突破講座
就労移行支援事業所 リスタート に通う利用者さんの第一の目標はやはり就職!
リスタートでは、就職した後に安心して働いていくことができるように考え方やストレスケアなどについても一緒に考えていきますが、やはり面接の準備が必要なことは間違いありません。
この講座では、面接を突破するための心構えや必要な準備について紹介していきます!
気持ちを伝える練習
面接で話すにあたって、相手に自分の気持ちが伝わるような話し方を意識することは重要です。
「話すのが得意ではない」のであれば、その原因はあまり気持ちを出さず、淡々と話していることかもしれません。
もちろん、感情を乗せず、冷静に伝えることが重要な場面もあります。
しかし、面接の場においては、採用面接官は「どんな風に思っている人なのかも知りたい」と考えており、話す内容だけでなく、話し方から伝わる雰囲気なども合わせて評価しています。
「気持ちが伝わる話し方」が得意ではないという人は、ぜひ面接に備えて今のうちから練習をしておきましょう!
文章の朗読で練習する
文章の朗読は、声に気持ちを乗せる練習に役立ちます。
読む文章は好きなもので良いのですが、論理的な専門書や解説書などは気持ちを乗せて朗読するには向かないので除外してください。
小説やエッセイ、絵本などから気に入るものを選び、毎日2ページほどを目安に音読してみてください。
「はっきり」「口を開けて」「大きな声に出して」読むのを意識することが大切です。
自分が”良い”と思うものについて話す
自分の体験や好きなものについて、「すごく良い!」と思ったものは、ほかの人に共有したくなるものです。
まずはそんな、「すごく良いから誰かに話したい!」と思えるような物事を何か探してみてください。
これは、面接でそのまま話すことではなくあくまで練習なので、どのようなことでも結構です。
映画のこと、ゲームのこと、アーティストのことなど、自分が興味を持っていて、誰かに話したいことはないですか?
話す内容が決まったら、1分間時間を測りながら、どんな点が「すごく良い」のか、気持ちを込めて話してみましょう。
可能なら、友人などに向けて話すのが一番ですが、難しければ鏡に向けてほかの人が前にいるつもりで話すか、スマホなどで動画を撮影しながら試してみてください。
話し終えたら、聞いてくれた人に対して「良さそうだな、面白そうだな」と感じたか質問してみましょう。
あるいは、動画を撮っていたのであれば、それを自分でチェックしてみましょう。
このワークで最も大切なのは、あなたの気持ちが相手に伝わるように詳しく話せたかどうかです。
繰り返し練習して、自分の気持ちを話に込める練習をしてみてください。