就活SST「相手の希望を考えて行動する」
新聞読解「「まん延防止」通勤減らせず」
以下、記事の要約です。
大阪府が新型コロナウィルス対策で3度目となる緊急事態宣言を国に要請し、飲食店や大型商業施設の休業を含むより強い対策に踏み込む。
宣言に準じる「まん延防止等重点措置」では日中の人出を抑えられておらず、夜間効果も過去2回の宣言と比べて薄い。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 東京より大阪の感染者数が多いのが不思議。
- 在宅ワークを増やして欲しい。
- コロナ慣れがあると思う。
- 経済優先を進めた結果だと思う。
ワクチンの用意が待ち遠しいですね。
就活SST
前回は、曖昧な言葉での指示について対応を考えました。
今回は、相手の希望を汲み取って適切な行動をすることについて考えます。
相手の希望を考えて行動する
前回の”曖昧な言葉”でもそうでしたが、コミュニケーションの中では、文字通りに受け取ってもうまくいかないことがあります。
「ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である」という有名な言葉があります。
これはマーケティングについての言葉ではありますが、相手の言葉の裏にある希望を読み取ることが重要という意味では通常のコミュニケーションにも当てはまります。
以下は、リスタートの利用者さんが過去に経験したお話です。
「“Mets”を買ってきて」と先輩に言われてお金を渡されました。
探しまわったのですがどこにもなく、しかたなく先輩の元に戻り、「探したけどありませんでした」
と言ったら、「別のものでもよかったのに」と言われてしまいました。
言われたとおりにしたのにこんなことを言われるなんて・・・といやな気持ちになってしまうようなエピソードですが、どうすれば防ぐことができたのでしょうか。
先ほどの言葉に当てはめるのであれば、先輩が欲しかったのは”Mets”ではなく、のどを潤すことや、炭酸飲料でリフレッシュすることだったのでしょう。
それを踏まえた上で、例えば
・代わりの炭酸飲料を買っていく
・二種類の飲料を買い、先輩に選んでもらう。もう片方は自分が飲む
などの行動が考えられます。
もちろん、スマートフォンなど持ち歩いていたのであれば、先輩に連絡して他の物でも良いか確認するのも良いでしょう。
また、もしも頼まれた時点でこの辺りでは売っていないかもしれないと思い至ったのであれば、「なかったら他の物でもいいですか?」など聞いておけば安心して買いに行けますね。