ワークショップ「再配達を減らすためには」/自己分析「人生グラフ」
ワークショップ「再配達を減らすためには」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「再配達を減らすためには」です。
宅配をお願いしたものの、届いたタイミングで受け取ることができず、後日持ってきてもらうことになる「再配達」
サービス利用者の側からすればありがたいサービスですが、ひとつの配達を繰り返さなければいけないため、運送会社の負担にもなってしまっています。
そんな「再配達」を減らすためにはどのような方法が考えられるのか。
利用者さんに考えてもらいました!
このテーマについての利用者さんの意見
- 宅配ボックスの設置や、一部コンビニで行っている受け取りサービスの拡充を進める。
- 将来的にドローンによる宅配を実現する。ベランダ等に配達できるようにすることで盗難防止にも役立てる
- 再配達がなかった利用者にポイントを付与するなどして、サービス利用者側に再配達なしで受け取ろうと考えてもらう
- コンビニ以外にも、公共の施設等で預かってもらい取りに行けるシステムを作る
マンションやアパートの宅配BOXやコンビニの受け取りサービスなど、再配達を減らすための試みはすでにいろいろと行われています。
その上で、さらにそれを進めていくためにはどうすればいいか、様々な良い意見を出してもらいました!
自己分析講座
前回は、”NG”が含まれた基本的構えを修正するための方法について考えました。
今回は、「人生グラフ」の作成について話していきます。
人生グラフ
今回は、「人生グラフ」を作っていきます。
これは、X軸を年齢、Y軸を幸福度として、これまでの人生を折れ線グラフにしたものです。
何歳の時に、どんな出来事があって幸福だったのか。
何歳の時に、どんな出来事が原因で人生が楽しくなかったのか。
グラフの形にすることで、その推移がわかりやすくなり、人生の分岐点が見えてきます。
グラフが上向きになったタイミングは、自分にとってプラスの出来事があったと考えられます。
そこからしばらくグラフが上向きで続いているのであれば、その期間は自分にとって「生きやすい環境」であったり、モチベーションとなる「やりたいこと」ができていた時期であると考えられます。
ここからは、自分が関心を持つことやモチベーションになること、さらにはそれにマッチした得意なことなどを知ることができます。
一方で、グラフが下向きになったタイミングは、自分にとってマイナスの出来事が起こってしまったと考えられます。
自分にとって強く印象に残っているマイナスの出来事は、自分の人生に影響を与える思い込みを作ってしまっている可能性があります。
そのような点で起こったことや、その当時感じていたことを分析することで、自分に悪影響を与えているスキーマが見つかるかもしれません。