就活SST「図にすることで話を整理する」

新聞読解「4400人 可能性に挑む」

以下、記事の要約です。

国際パラリンピック委員会はパラリンピックに4つの価値があるとしている。

壁を乗り越えようとする「勇気」、限界を突破しようとする「強い意志」、人を行動に駆り立てる「インスピレーション」、そして工夫すれば誰もが同じ地平に
立てることを気づかせる「公平」だ。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 4つの価値について感銘を受けた。
  • 支える人たちにも感動をもらえた。
  • 病院の大会から世界大会になったことの凄さ。
  • 無観客なのが非常に残念に思えた。

今後も子供の学びを止めない環境をつくれるかが大人の責務になりそうですね。

就活SST

前回は、会話のリズムやテンポについての話をしました。

今回は、相手の話についていくのが難しい場合や相手に誤解なく伝えたい場合に役だつ「話を図解する」テクニックを紹介します。

図にすることで話を整理する

前回、自分よりも相手の方が話すテンポが速い場合は、相手の言いたいことを整理し、ポイントを捉えて聞くことが有効であると伝えました。

また、話す内容を順番に並べ、情報を区切って話さないと話を理解し辛くなるという話もありました。

そういった場合には、話しながらどこがポイントか見極める必要があるのですが、実際には難しく、どうすればいいのか悩んでいる方もいるかと思います。

そこで今回は、相手の話についていきたいときにも自分がリズムよく話すためにも有効な「話の図解」について説明していきます。

ノープランのままで話をしてしまうと、

・話がだらだらと長引く
・話があちこちに飛ぶ
・話の展開が見えない
・話の結論が出てこない

といった話し方になってしまいがちです。

しかし、こういった条件がそろえばそろうほど、相手は話をスムーズに理解できなくなってしまうのです。

何の話を、何のためにしているのか、という全体像を伝えわらないために内容が散漫となり、聞き手もどこが大事な部分なのか判断できません。

話を図解して整理するためには、まずその話の「ポイント」を抑える必要があります。

例えば、キャリアプランについての話をしたかったとしましょう。

この話の軸となるのは、入社してからの年数とその時点でのキャリアプランです。

そこで例えば、

「私たちがキャリアをつくるうえで、それぞれの時期にテーマを持ち、そのテーマを意識しながら仕事をすることが大切です。
具体的に、1年目、5年目、10年目の年次ごとに区切ってキャリアプランについてお話しします。」

このような書き出しで話し始め、何年目のキャリアプランがどのようなものかを順に説明していけば、リズムよく理解しやすい内容となるはずです。

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