ワークショップ「大学生向けアプリの企画」/自己分析「尊敬する人から自分の強みを見つける」
ワークショップ「大学生向けアプリの企画」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「大学生向けアプリの企画」です。
利用者さんたちには、スマホ向けアプリの開発会社の一員というつもりで、大学生向けの新規アプリの企画を行ってもらいました。
ターゲットは大学生と決まっていますが、ひと口に大学生と言ってもそのニーズは様々です。
どのようなニーズに答えるのかをしっかり決めることが、説得力のある発表に繋がりそうですね。
このテーマについての利用者さんの意見
- サークルを探し、オンラインで見学ができるアプリ
- 空き時間や求める職種からアルバイトをマッチングしてくれるアプリ
- まだ慣れていない新入生などが先輩に質問、相談できるアプリ
- 飲み会のためにちょうどいい店を調べられるアプリ
大学生の様々なニーズに応じたアプリの案が出てきました!
自己分析講座
前回は、子供のころにほめてもらったこと、というテーマで分析を行いました。
今回は、尊敬する人の憧れる部分を分析することで、自分の強みを探していきます。
尊敬する人
あなたは、どんな人を尊敬していますでしょうか。
あなたの身近にいる人でも良いですし、俳優やスポーツ選手など、直接会ったことがない人でももちろんOKです。
あるいは、歴史上の人物でも良いですし、映画や小説、マンガの主人公という人もいるでしょう。
尊敬する人が決まったら、その人のどんなところに憧れるのか、考えてみましょう。
また、もしも複数人尊敬する人が浮かんでくるようであれば、それらの人の共通点も分析してみてください。
尊敬する人を分析することで、自分自身の強みが見えてきます。
なぜなら、あなたが憧れる、良いと思う要素は、あなた自身の強みとなり得ることだからです。
今現在の貴方は、尊敬するその人と同じ存在ではありませんし、憧れている要素も自分にはまったくないと感じられているかもしれません。
しかし実際には、どのように考え、どのように周囲と関わり、どのように生きていくのかは、自分自身で決められることです。
その人自身になることはできなくても、自分が良いと思う、憧れる生き方に自分を近づけていくことはできるのです。
もしもそれが不可能だ、あるいは難しいと感じるのであれば、きっとそこには、あなたがあなたらしく生きることを邪魔する思い込みやスキーマが隠れていることでしょう。