コミュニケーション「気になっているニュース」/認知行動療法講座「メリット・デメリット分析の実践」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

今回の皆さんの意見はこちらになります!

  • 小田急線の子供運賃50円について
  • アメリカのブリーダーズカップで日本馬優勝
  • 川崎フロンターレの優勝
  • 九州新幹線の事件が京王線の模倣か

どちらも今後気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も必要かもしれませんね!

認知行動療法講座

前回は、スキーマのメリット・デメリット分析について紹介しました。

今回は、そのスキーマのメリット・デメリット分析の実践をしていきます。

メリット・デメリット分析の実践

今回は、メリット・デメリット分析を用いて新しい考え方を作っていきます。

サンプルを用いて、実践してみましょう。

スキーマ:すべてを完璧にこなさないといけない

このスキーマに含まれる、メリットとデメリットを考えてみましょう。

〇メリット

・職場でも家庭でもあらゆることに手を抜かず、良い結果を出すことに繋がる。
・周囲から「優秀な人」「努力家」などの評価を得られる。

〇デメリット

・すべてを完璧にこなすことは現実には不可能なので、常に自分を責め、落ち込むことになる。
・一日のうち、リラックスして過ごせる時間がまったくなくなる。
・他人にも完璧を求めてしまう。同僚や夫がだらだらしているのを見ると、「自分はがんばっているのに」と腹が立つ。
・いつもピリピリし、他人のミスにも不寛容になるので、「近寄りがたい人」と思われてしまう。

いわゆる「完璧主義」の考え方を持っていることによるメリットとデメリットとして、これらのような要素が挙げられました。

では、このメリットを残したまま、デメリットをなくす考えはどういったものになるでしょうか。

これらのデメリットが出てしまっている理由は、「すべてを完璧に」という非常に高い目標を、そうでなければならないと強く決めてしまっていることです。

そこで、完璧でなければならないわけではない、といったように、この考えを緩めたスキーマを作っていくことを目標としましょう。

そのためには、「完璧な結果ではなかったが問題は特に起きなかった」過去の体験が重要になります。

 

restart_banner