ワークショップ「新幹線の新しいサービスを考える」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「新幹線の新しいサービスを考える」です。
新幹線は、車内ワゴンでの移動販売のほか、毛布の貸し出しや出迎えなど、様々なサービスを行っています。
今回は、そのような既存のサービス以外に、新しいサービスを始めるならばどのようなものが良いか、利用者のみなさんに考えていただきました。
このテーマについての利用者さんの発表
- 飛行機のように座席の背にモニターをつけ、YoutubeやNetflixなどを見られるようにする
- 和風の個室を用意し、靴を脱いでくつろげるようにする
- 乗客に対して駅弁を届けるサービス
新幹線は、よく利用するという方もいれば、まったく利用したことがないという人もいるかもしれません。
調べた情報などを駆使して意見を組み立てるのは難しいですが、利用したいと思うような、魅力的な案がいくつも出てきました!
自己分析講座
前回は、自分自身の嫌いなところや、ダメだと思うところについて分析を行いました。
今回は、今現在の自分自身になったきっかけについて分析を進めていきます。
今の自分になったきっかけ
前回書き出してもらった自分自身の嫌いなところやダメだと思うところですが、それらの要素は生まれた当初から持っていたものだったでしょうか?
考え方や、それに起因する行動などの多くは、日々を過ごす中で経験したことに基づいて作られていくものです。
そのため、今現在は自分自身の一部であり、性格となっているような要素であっても、それが作られるきっかけが見つかるかもしれません。
自分自身を困らせることになる考え方であっても、それが作られる理由は「自分のことを守るため」です。
例えば、人とうまく仲良くできないという人は、小さい頃に誰かに傷つけられてしまったことをきっかけに、「仲良くなることがなければ傷つくこともないから、人に心を開くのはやめよう」と無意識のうちに考えていることがあります。
他にも、自分から行動できないと悩んでいる人は、過去の失敗をきっかけに、「自分から動くと失敗して失望されるから、言われたことだけをやるようにしよう」という考えを無意識に持っているかもしれません。
今の自分になったきっかけを探すことは、自分自身のマイナスと感じている部分を変えていくための第一歩となるでしょう。