就活SST「誤解なく伝えるためにできること」
新聞読解「ビニール傘、もとは布傘カバー」
以下、記事の要約です。
急な雨に降られたときもコンビニエンスストアなどで手軽に買えて便利なビニール傘。
最近は世界のセレブも愛用するが、元をたどれば水漏れから防ぐ「カバー」だったという。
1958年に世界で初めてビニール傘を開発したというのが、老舗傘メーカーのホワイトローズだ。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- シェアリングサービスについて、コンビニで買うには高いのでありがたい。
- 候補者の顔が見えることなどから選挙用に人気というのは知らなかった。
- 元々雨を避けるものでなく日傘だったと知り驚いた。男性でも気兼ねなく使えるようになってほしい。
- 安価である故に置き忘れが発生しやすいので、忘れないための工夫が必要。
シェアリングサービスなど、便利な使い方を調べてより傘を活用していきたいですね!
就活SST
前回のSSTでは、人に何か主張したいことがあるときの伝え方についての話をしました。
今回は、前回に挙げたもの以外の人に伝える話し方のコツを考えてみましょう。
誤解なく伝えるためにできること
具体的な表現を使う
話は具体的であればあるほど誤解を避けることができます。
例えば、「主体的に動いて」という指示をしたとしても、「主体的に動くとは実際には何をして欲しいのか」が伝わっていなければ、相手は混乱してしまうでしょう。
これが例えば「わからないときは教えてもらうのを待たずに自分から聞いて」というような指示であれば、何をして欲しいと思っているのかが誤解なく伝わります。
言いにくくてもシンプルに伝える
相談や謝罪など、言いにくいことは、なんとか後回しにしようとしたり、言い訳をしようとしたりするために回りくどい言い方になってしまいがちです。
回りくどい言い方は相手をイライラさせてしまいますし、結論が遠ければ遠いほど、誤解の危険性も高まります。
言いにくいことこそ、シンプルにスパッと伝えた方が印象が良いので気をつけましょう。
してはダメではなくすると良いと伝える
「してはダメ」という表現は、相手を制限したり、否定する意味合いを持つため、委縮や反発を招きます。
例えば、「一ヶ月以内にここまで覚えないとダメ」と言いたいのであれば、「一ヶ月以内にここまで覚えると次のステップに進みやすくなる」というような、「こうすると良い」といった表現に置き換えてみると良いでしょう。
相談や報告の際は何の話かを最初に伝える
意見を聞きたいのか、ただ起きたことを報告したいだけなのか、それによって聞く側の姿勢は変わってきます。
そのため、相談や報告をする場合には、始めに「相談させてください」「報告があります」などといったように、その話をどう受け止めればいいのか示すとスムーズに進みます。
自分の意見は「主観ですが」などと付け加える
自分個人の考えが起きた事実であると受け取られてしまうのは、大きな誤解を生むきっかけとなります。
報告と合わせて自分の意見を伝えたいのであれば、「これは主観ですが」等とつけることで、きちんと区別することをおすすめします。