就活SST「図解して話を整理する」
新聞読解「カレーに福神漬け、もとは代用?」
以下、記事の要約です。
カレーライスの付け合わせとして、おなじみの福神漬け。
この漬物を口にするのはカレーを食べるときだけという人も多いだろう。
福神漬けはもともと代用品としてカレーに付けられたのが始まりとされる。
辛さ甘さの絶妙な組み合わせなどから「相棒」として定着したようだ。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 英国経由で日本に伝わったのは知らなかった。
- 具材にカエルをいれるのは驚いた。
- 福神漬けの名前のルーツが勉強になった。
- カレーは具材や辛さの調整などできて楽しい。
今後は引き立て役だった福神漬けが主役になる日も近いかもしれませんね!
就活SST
前回のSSTでは、会話のリズムやテンポに気を付ける重要性について話しました。
今回は、話を理解するための方法として、図解のやり方を紹介します。
図解して話を整理する
前回、自分よりもテンポが速い相手と話す時のテクニックとして、相手の言いたいことを整理して、ポイントを捉えることが大事であるといった話をしました。
また、リズムよく話すとは、話の内容を順番に並べて、情報を区切って話すことであるとも話しました。
しかし、ゆっくりと考える時間があるのであればまだしも、会話の中でポイントを見極めるのは容易なことではありません。
そこで、相手の話についていくのが難しい場合や、飛び飛びで理解し辛い場合にポイントを見極めるテクニックとして、話を図解する方法を紹介します。
集中して聞いているにも関わらず、なかなか理解ができない、という時には、相手の話の軸やポイントが掴めていない可能性があります。
特に、話が長引いてしまったり、あちこちに飛んでしまっていると、相手が何の話をしているのか、何が言いたいのかが理解し辛くなります。
例として、以下の文を見てください。
社会人になって5年目くらいになるとおおよそキャリアの方向性が決まってきます。たとえば営業であればマーケティングを自分の営業の軸にしようとか、企画書作成を自分の強みにしようとかといったことが決まるということです。その前にはもちろん基礎固めの時期があり、ビジネスの基本となるマナー、報・連・相の仕方、ビジネス文書の基本などをしっかり身につけることです。5年かかって身につけていては時間がかかり過ぎになってしまいます。スピードが何より求められるこの時代ですから、入社して1年のうちにおおよそ身につけなければならないでしょう。そして、5年くらいたって方向性が決まり、専門性を高め、10年目くらいには管理職として部下指導をしながら、ビジョンを示し、組織の中心となって行く時期です。このようにそれぞれの時期にテーマを持ち、それを意識しながら仕事することがキャリアプランなのです。
文章であるため、何度も読み返せばだんだんと頭に入ってくるかもしれませんが、口頭で1度言われただけでこの内容を理解するのは困難なのではないかと思います。
しかし、話のテーマが「キャリアプラン」であること、「何年目に何ができるようになれば良いか」が軸であるらしいことがわかれば、以下のようにまとめることができます。
・1年目
「基礎固め」の時期
「マナー」「報・連・相」「ビジネス文書」など基本的なスキルを身に着ける
・5年目
専門性を高める
「マーケティング」「企画書作成」など自分の強みが決まる。
・10年目
組織の中心となる
「ビジョンを示す」「部下を指導する」など、管理職として会社に携わる。