就活SST「”細目”で話を理解してもらう」
新聞読解「スマホ依存防げ 自主対策広がる」
以下、記事の要約です。
米メタや米グーグルなどのテック企業が「スマートフォン依存」に対し自主規制に動き始めた。
中国が未成年のゲーム利用時間を制限したほか、米国でもSNSの規制強化に向けた議論が活発になり、実際のビジネスに影響も出始めている。
このテーマについての利用者さんの意見
- スマホを手放せなくなっている。
- 依存させようとするサービスばかり。
- 教育によくないと思う。
- 健康被害につながる。
今後も低年齢のスマホの使用について考えていく必要がありますね!
就活SST
前回のSSTでは、”リード文”によって情報を共有していない相手にも伝わる「ニューススタイル」での話し方について紹介しました。
今回は、リード文に対して詳細な説明が入る”細目”での話し方について紹介します。
“細目”で話を理解してもらう
二段重ねの逆ピラミッドの上段部分(リード文)に対して、下段部分のことを「細目」と呼びます。
リード文は、話を簡潔にまとめることで情報を共有することが目的でしたが、細目は、詳細な情報を含めることで、必要な情報を補足していくのが目的となります。
逆ピラミッドの基本に則り、重要度順に説明をしていけばいいのですが、話に真実味を持たせたり、説得力を増すためには、いくつかのテクニックが活用できます。
細目の理解を助けるテクニック
①事実による補強
最も基本的なテクニックとして、リード文で挙げた言葉や内容について、細目で具体例を挙げることで、真実性を高めることができるほか、相手が質問をしやすくなる効果も期待できます。
②権威・エキスパートのコメント
リード文で挙げた言葉や内容について、大学教授の言葉や論文の内容など、その道の権威やエキスパートのコメントを引用してくるのも有効です。
③個人的経験
個人的な経験であっても、実際に起きたことを話すのは、真実性を高めるのに役立ちます。
④統計・アンケート
事前に統計やアンケートを取ることで、客観的な裏付けをしておくと、説得力を持たせることができます。
⑤比較
他社の商品や取り組みと比べるなど、比較対象を用意することでも真実性が高まります。
⑥比喩
「まるで○○のように」といったように、細目に比喩表現を入れることで、リード文のポイントが想像しやすくなります。
⑦逸話
エキスパートのコメントや個人の経験以外でも、リード文のポイントに関して、見聞きしたことのある逸話を盛り込むことで、想像がつきやすくなる効果を得られます。
⑧ユーモア
少々難しいかもしれませんが、ただ伝えるのではなく、うまくユーモアを交えると、そのポイントについて相手に強く印象付ける効果が期待できます。