ワークショップ「幸せを定義する」/自己分析講座「自分史の発表 -高校生-」
ワークショップ「幸せを定義する」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「幸せを定義する」です。
幸せ、とは、一体どのような状態を指すのでしょうか。
何に幸せを感じるのかは、人によって違うものです。
そんな”幸せ”という概念を、今回は利用者のみなさんに定義してみてもらいました!
このテーマについての利用者さんの発表
- お腹が空いたので美味しいものを食べたときなど、生じた欲求を満たした時に感じるもの
- 生きていく中でできることを、ネガティブな感情なく自然にできている状態
- 不安を感じずに、好きなことに没頭できていること
- 他の人にとってはつまらないものであったとしても、自分が望ましいと思うものを手に入れ、心が満ち足りているとき
みなさんの幸せの定義を考えてもらいました。
どのような状態が幸せか、何を手に入れれば幸せなのかなど、自分にとっての幸せとはどのようなものか知っておくことで、それを手に入れるための行動を自然と取りやすくなります。
自己分析講座「自分史の発表 -高校生-」
現在、自分自身についての歴史を振り返り、「自分史」の作成を進めています。
今回は、前回作成した高校生の頃の自分史について、発表してもらいました。
自分史の発表
高校時代を振り返り、出てきたエピソードについて、一緒に考えていきます。
高校時代、どんなことに取り組んでいましたか?
取り組んだきっかけは、続けられた理由はなんでしょうか。
取り組んでいく中で、ぶつかった壁はありましたか?
その壁に対して、どのように対処したのでしょうか。
取り組んでいたことは、自身の「心地よいと感じる周囲との関係」や、「力を発揮できる事柄」を知るために役立ちます。
また、壁にぶつかり、乗り越えた経験を思い出せれば、それは大事な成功体験となり、今後困るようなことがあった時に、解決の助けになることでしょう。
一方で、乗り越えることができなかった壁は、自分自身が苦手としているものです。
避けるための方法や、再度立ちふさがってしまったときにどのように対処すればよいのか、考えておくのが良いでしょう。
また、当時のいやだったことや、悲しかったことなどは、今現在も自分自身を苦しめる考えを作ってしまっている場合もあります。