祝日プログラム「よく言ってしまう口癖には、”思い込み”が含まれているかも!?」
祝日プログラム
本日は、就労移行支援事業所 リスタートの祝日開所日です。
祝日特別プログラムとして、”口癖”と”思い込み”の関係について、利用者のみなさんに考えてもらいました!
よく言ってしまう口癖には、”思い込み”が含まれているかも!?
自己分析講座や認知行動療法講座では、自分の持つ「思い込み」を見つけることが重要になってきます。
今回は、自分の思い込みを探す方法の一つとして、”口癖”に注目していきます。
口癖と、その裏に潜んでいるかもしれない思い込みについて、いくつか例を紹介します。
口癖と思い込み
・わたしってだめねえ!
自分を卑下してしまうような言葉が口癖になっている場合、「自分は人よりも劣っている」といった思い込みがあるかもしれません。
なぜ「だめ」なのか、具体的にどのように劣っているのかなど考えてみると、思い込みに気づけるかもしれません。
・頼むからちゃんとやってくれよ!
他者の行動に対する不満が口癖となっている場合には、「自分の思い通りにならなければいけない」といった思い込みがあるかもしれません。
他者の行動は、自分がコントロールすることはできないものです。
もしも、頼んでも満足な結果を得られないことが多いと感じているのだとしたら、どうして欲しいのかを具体的に説明するなど、自分側の工夫で解決できるかもしれません。
・そうね、でも・・・
「でも」が口癖になっている場合は、「自分が正しく、相手が間違っている」と考えているパターンと、「自身がなく、できるわけがない」と考えているパターンがあります。
前者の場合、自分の考えと違う意見を受け入れることができずに、他者の発言に「でも」と返してしまっているのかもしれません。
後者であれば、自分に自信がないために、なにかを提案されたとき、すべて「でも」と否定してしまっているのかもしれません。
どちらであったとしても、相手の意見を否定してばかりとなれば、どんどん印象が悪くなってしまうので、気をつけたいですね。
・きみさえよければ・・・
相手の出方を待つような口癖を持っている場合、自分の選択に自信がなく、他者を優先しすぎてしまっているかもしれません。
自分の本当にやりたいことができなくなってしまい、日々ストレスを溜める原因となってしまっている可能性もあります。
・こんなふうに感じるのはいけないことだ
感情が浮かんできたときにそれを否定してしまうような口癖を持っているとしたら、もしかすると、感情を表に出すことを避けるような思い込みを持ってしまっているかもしれません。
しかし、感情が思い浮かぶことそれ自体は決して悪いものではなく、無理に抑え込もうとすると、物事を楽しんだりすることもできなくなってしまいます。