自己分析「今の自分になったきっかけ」
自己分析講座
前回は、「Myキャラクター」の発表をしてもらいました。
今回は、自分自身の嫌いなところやダメだと思うところについて、そうなった”きっかけ”を考えてみます。
今の自分になったきっかけ
自分自身の、嫌いなところや、ダメだと思っているところはありますか?
それらの中でも、自分らしく生きるのを邪魔していると感じられるものはなんですか?
例えば、自分から行動ができないことや、人と比べてしまうこと、自分の意見が言えないことなど、困りごとに繋がってしまうような特徴には様々なものがあります。
しかし、これらに共通していることは、「生まれつき持っていたわけではない」ということです。
まだ生まれたての赤ん坊の頃、自分から行動できなかったり、人と比べてしまったりといったことで困ることは、なかったはずです。
しかし、成長するにつれて、様々な考え方が作られ、そういった性格として定着していきます。
人の持つ性格や特徴には、遺伝の影響もある一方で、経験から作られる比重も大きいと考えられています。
そこで今回は、自分自身の嫌いなところやダメだと思うところについて、そう考えるようになったきっかけを探していきます。
例えば、自分から行動できないのは、自分の行動をいつも両親に諫められてしまっていたからかもしれません。
人と比べるのは、常に兄弟と比べられて育ったからかもしれません。
自分の意見が言えないのは、自分の意見を伝えてみたら、馬鹿にされてしまった経験があるからかもしれません。
このように、今の自分の考え方や性格が生まれついてのものではなく、特定の経験によって作られたのだと気づくことは、その特徴を変えていくための重要な一歩になります。