土曜プログラム「障害特性による苦手を把握する」
土曜プログラム
本日は、就労移行支援事業所 リスタートの土曜開所日です。
土曜開所プログラムとして、今回は苦手なことを障害特性によるものと、そうでないものに分ける方法についてのお話です。
障害特性による苦手を把握する
今回は、自分の苦手とすることについて、持っている障害や病気の特性によるものと、そうでないものを分けることを目的としたお話です。
障害特性に関連した苦手な部分は、改善が難しい場合もあります。
そういった際には、周囲に適切な配慮を求めることが重要になります。
一方で、障害特性と関わりがない部分については、可能な限りの改善を目指したい部分です。
もちろん、欠点のない人間はいませんし、苦手なことがあってはいけないというわけではありません。
しかし、苦手を苦手のままにするのでなく、どのように対処すればいいのかを考えておく必要はあるでしょう。
企業に配慮を求めるのは、「持っている障害や病気の特性であり、自力で対処ができないこと」や、「病気が再発してしまう可能性がある環境」について、協力してもらうことが目的です。
障害特性との関連性がわからないままに配慮を求めると、「単に苦手なことを避けようとしているだけなのではないか」と思われてしまい、就職しづらくなってしまうことも考えられます。
自分の苦手なことを書き出した上で、その中から「体調を崩す原因となること」や「特性により難しくなること」を抜き出してみましょう。