新聞読解「解約料高すぎ」/ PC講座「ビジネスメールの基本を覚えよう!」

新聞読解「解約料高すぎ」

以下、記事の要約です。

商品の購入やサービスの解約料が「高すぎる」といった相談が全国の消費生活センターに年間3万件超寄せられる状態が続いている。

事業者が被った損害に関する法律上の規定もあるものの、算出基準が曖昧でトラブルが相次ぐ。

このテーマについての利用者さんの意見

  • 議論した後の結果が遅すぎる。
  • 解約料の明記は大きくして欲しい。
  • サービスによって仕方ないのもある。
  • なんでも予約しやすくなった。

今後は平均的な損害に注目していきたいですね!

PC講座「ビジネスメールの基本を覚えよう」

PC講座では各自の進度に合わせて学習をすることができます。

パソコン初心者の方は画面の見方、マウスの使い方、タイピングといった基本操作を学習。

慣れてきた方や経験者の方は、様々なソフトを使って実践問題。

自分のペースで慣れていきながら、確実にスキルを身に着けていくことができます。

今週は、最近新しい利用者さんが増えてきたので、改めて「ビジネスメールの基本」の解説と、練習問題に挑戦していただきました!

ビジネスメールの基本を覚えよう!

「普段からスマホでメールやLINEを使っているから、仕事のメールも楽勝!」

…という方もいるかと思いますが、実は仕事のメールにはいくつか基本ルールがあり、そのルールを守らないと「失礼な人だな…」「メールの意味が分からない…」などと思われてしまう可能性があります。
そこで、今回は【ビジネスメールを送る時の基本ルール】を知り、実践していきましょう。

【ビジネスメールを送る時の基本ルール】

ビジネスメールを送る時の基本ルールは、ざっくり6つあります。

【1】件名は用件がひと目で分かるように書く
【2】本文の最初には必ず宛名を書く
【3】宛名に続いて始めのあいさつ文を書く
【4】用件は短く簡潔に書く
【5】文末に締めのあいさつ文を書く
【6】署名を書く

【1】件名は用件がひと目で分かるように書く

ビジネスメールでは、件名がとても重要な意味を持っています。

ビジネスパーソンの多くは、メールの件名だけを見て、その重要度や内容を予測して、優先順位をつけてメールをチェックしていくことが多いからです。

件名には、そのメールの用件がひと目で分かるような言葉を書くのがルールと覚えておきましょう。

また、メールをあとから見返す時に、件名で検索するケースがあるため、検索しやすい言葉を使うと親切です。

よく、スマホのメールで、「おはようございます」「お世話になっております」「ありがとうございました」などのあいさつを件名にする人もいますが、ビジネスメールでこれはNGです。

最悪の場合、迷惑メールだと思われて、読んでもらえない可能性もあります。

【2】本文の最初には必ず宛名を書く

メールの本文の最初には、必ず宛名を書き、いきなり用件から入らないようにします。

社外の人にメールする時には、「会社名」「部署名」「名前」という順番で書くのが基本です。

相手が役職の人なら、「役職」を部署名の後ろに書き、名前の後ろには「様」と付けます。

社内の人にメールする時は、「会社名」や「部署名」は不要です。

「姓」だけを「さん」、もしくは「役職」を付けて書くのが一般的で、「●●さん」「●●部長」といった形になります。

【3】宛名に続いてはじめのあいさつ文を書く

宛名の次には、はじめのあいさつ文を書きます。

あいさつ文は一般的な定型文があるため、いちいち考える必要はありません。

メールの相手が社外の人なら、「いつもお世話になっております」から始めて、「自分の会社名」と「自分の名前」を名乗ります。

社内の人には「お疲れ様です」から始めて、「自分の部署」「自分の名前」の順で書きます。

アレンジが必要になるのは、初めての相手にメールする時や、しばらく連絡をとっていなかった相手にメールをする時くらいです。

【4】用件は短く簡潔に書く

メイン部分の用件は、とにかく短く、簡潔にまとめましょう。

伝えるべき内容だけ整理して、相手がひと目で理解できるように書きます。

まず、用件のポイントを最初に書き、そのあとに詳細や補足事項を書いていくと、読みやすいメールになります。

適切なところで改行したり、一行あけて段落を作るなど、見栄えにも注意しましょう。

【5】文末に締めのあいさつ文を書く

用件を書き終えたら、締めのあいさつ文を書きます。

通常は「何卒よろしくお願いいたします」でOKです。

その他、確認や検討を依頼する時は、「ご確認のほど、よろしくお願いいたします」「ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします」などといった形にアレンジします。

【6】署名を書く

署名(またはシグネチャー)とは、メールの文末に記載する、自分の会社名や氏名、連絡先のことです。

通常は、「会社名」「部署名」「名前」「郵便番号」「住所」「電話番号」「メールアドレス」が記載されています。

ほとんどのメールソフトには、一度設定すれば署名が入力できる機能が付いています。

署名の形式や内容は、会社によって決まっていることが多いので、同僚や上司の署名を真似して設定しておくのがおススメです。


 
問題1
株式会社グッドワンの担当者が「吉田 真由美」に変更になった時の【件名】を考えてみましょう。

問題2
株式会社エクラ、総務部の係長、森島 僚さん宛てにメールする時の【宛名】を考えてみましょう。

問題3
「グリーンテック株式会社」の「●●●●(あなたの名前)」が社外にメールする時の【始めのあいさつ文】を考えてみましょう。

問題4 
次の文章を【読みやすい用件】に書きかえてみましょう。

先日、お問い合わせいただきました弊社の新アプリ「中学入試対応・社会科クイズバトル 」は、体験期間が令和6年2月13日(月)~令和6年3月8日(金)で、サービス開始が令和6年3月25日(月)になっています。各スケジュールをご確認いただけますでしょうか。また、詳細な資料も添付しておきます。よろしくご査収ください。

問題5
次の内容を参考に、【取引相手に送るメール】を作成してみましょう。

グリーンテック株式会社の営業部・松本伸行さんへ、商品価格改定のお知らせです。
私は、株式会社プラスワンの商品企画部・中田隆行です。
現在、円安や輸送コスト上昇などにより、原材料の価格が高騰しています。
これまでも弊社はスタッフ一丸となり、諸経費の削減やコストを下げる努力を行ってきましたが、今後、経営を圧迫しかねない状況に陥っています。
検討を重ねた結果、今年4月から3商品の価格を改定することになったのでご理解いただければと思っています。
対象商品と改定価格(税込)は、
Happy Belly アップル ジュース 200ml×24本の旧価格が1,994円、新価格が2,104円
Happy Belly 緑茶 500ml×24本の旧価格が1,664円、新価格が1,684円
Happy Belly スポーツドリンク ゼロカロリー 500ml×24本の旧価格:1,739円、新価格が1,789円
です。
価格改定について、不明点があったらお問い合わせください。

 
今週は久しぶりにビジネスメールの基本はどんなことがあるのか?をみていきました!

家族や友人へ送るメッセージとは全く違うのがビジネスメールです。

6つの基本ルールとは違う形で取引先などにメールを送ってしまうと、送信した人のみならず、部署または会社全体の信用に繋がりかねません。

6つのルールをふまえ、「このメール送っておいて」とお願いされた時にすぐに対応できるようにしたいですね!

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