お盆特別プログラム「コーピング日記」
休日プログラム
リスタートは、現在お盆期間です。
お盆期間中は、毎日1つの特別プログラムを進めていきます。
3日目となる今日は、「コーピング日記」です。
コーピング日記
頭の中で考えて出した段階では、どのコーピングがどんな時に有効なのか、という実感はまだないと思います。
そこで、実際にストレスを受けたときにコーピングを試してみて、その結果を記録に残しておくことが大切です。
あるストレスを受けたときには効果の薄かったコーピングが、他のストレスに対しては良い効果をもたらす場合があります。
また、同じコーピングを繰り返していると効果が減ってきたり、反対に始めのうちは効果が低かったコーピングが、繰り返し使っているうちに役立つものになっていったりすることもあります。
こういった変化や違いを目に見える形にするため、コーピングの結果には100点満点で点数を付けておくと良いでしょう。
コーピングの検証のために役立つのが「コーピング日記」です。
コーピングを使うたびに、どんなストレスに対してどのコーピングを使ったのか、結果と感想、点数を書き込んでいくことで、ストレスとコーピングのマッチングを検証することができます。
コーピング日記の例
・日時
1/12
・ストレス体験
同僚が出世した。自分だけ取り残されたように感じ、焦りを感じた。
・使ったコーピング
ひとりで飲みに行った。
・結果と感想
行きつけの店でいつも通りのお酒を飲んだが、だいぶ効果が薄れてきていると感じた。金銭面の負担も大きい。
・点数
40点
・日時
1/15
・ストレス体験
後輩に仕事のやり方を指示したら、「自分のやり方は違う」と言われた。
・使ったコーピング
「大したことないよ」と思い、口にも出した。
・結果と感想
本当に大したことがないように思えてきて、気持ちが落ち着いた。
・点数
80点