就活SST「アサーショントレーニング」
新聞読解「公立校初『マンガ学科』活況」
以下、記事の要約です。
公立校初の「マンガ学科」を設立した熊本県立高森高(同県高森町)に各地から志望者が集まり、活況を呈している。
2023年4月に始まったばかりだが、作品が雑誌に掲載される生徒も現れた。
定員割れが続く状況官民学が協力し打破した取り組みとして、生徒数減少に悩む全国の教育関係者も熱視線を注ぐ。
このテーマについての利用者さんの意見
- 生徒が集まるようになった理由がどこにあるのか気になった
- 合わなかった場合の進路を考えると、課外活動の方が良いのではないか
- 漫画家になりたいという気持ちに本気で答えようとしているのは良いこと
- 若い時からプロの教育を受けることができる
様々な夢を叶えられるように、全力でサポートができるような社会になっていくと良いですね!
就活SST
前回は、非難や苦情に対しての対処として、”アサーション”を使う方法について説明しました。
今回は、例を用いて、アサーションの考え方を実践する練習を行います。
アサーショントレーニング
以下のシチュエーションでの、アサーティブな対応を考えてみましょう。
Aさんは上司であるBさんに呼び出されました。
Bさん:「Aさん、困るよ!!作ってもらったこの資料には間違いがあるよ!ちゃんと確認してから、提出してもらわないと困るなぁ!!」
しかし、上司の差し出してきた資料はAさんが作ったものではありませんでした。身に覚えのないことであるにもかかわらず、上司はカンカンに怒っています。
自分がしたことが原因ではないのに怒られている、という状況では、中々冷静でいるのは難しいかもしれません。
しかし、だからといって、「自分ではありません!勝手に決めないでください!」といったように、自分の気持ちを一方的にぶつけてしまえば、トラブルになってしまうかもしれません。
怒りが湧いている時には、相手の言動が理不尽なものに感じやすくなります。
そんな相手に対して一方的に意見をぶつけると、たとえそれが正しい内容だったとしても受け入れるのは難しく、こじれてしまうのです。
内容に対しては否定するとしても、その前に、相手の感情を受け止めることが大切です。
今回であれば、上司の怒りの感情の他、実際に資料の間違いがあることで困っていることにも注目すると良いでしょう。
アサーティブな対応の例
「すみません、確認させていただいたのですが、この資料は私の作成したものではありませんでした。よろしければ修正をお手伝いしましょうか?」