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第66回 教えて!リス太くん

今日は、緘黙症の特徴について知っていこう。
それなのに、人から「なぜ話さないのか?」と聞かれてしまう。
さらには、腹痛や頭痛など身体にも影響が出るし、周りからは誤解されたり、理不尽な扱いを受けたりもする。
緘黙症の人は、悲しみや無力感、自責感、孤立感、そして自分への怒りで苦しんでいるんだ。
緘黙症の特徴
昨日のブログでも少し説明しましたが、緘黙症とは、話したくても話すことができない病気です。
緘黙症の人が話すことができないのは、その人がその社会的状況において必要とされている話し言葉を知らないからでも、うまく話せないという理由からでもありません。
緘黙症には、大きく分けて、どんな場面でも話せない全緘黙症と、特定の場所で話すことができない場面緘黙症の2つがあります。

場面緘黙症は「選択性緘黙症」とも呼ばれ、選択された場面や特定の人に対して話せない状態をいいます。
人見知りや引っ込み思案の場合は、慣れるとすぐに話すことができるようになります。
しかし場面緘黙症の場合、新しい環境や見知らぬ人に慣れるのに時間がかかるため、1ヶ月以上経っても誰とも話ができないケースもあります。
このように、話せない症状が何ヵ月、場合によっては何年も続くことや、リラックスできる場面でも話せないことが続くことなどの症状のために、本来持っている様々な能力を、人前で十分に発揮することができにくくなります。
発症の要因
緘黙症は、海外では不安障害であり、「不安症や恐怖症の一種」と捉えられるようになってきました。
「話すのが怖い」のではなく「自分が話すのを人から聞かれたり見られたりすることに怖れを感じる」
ととらえて支援を行なう考えが主流となっています。
しかし、緘黙症の原因や発症メカニズムはまだ研究段階です。
発症原因は、不安になりやすい気質や、行動抑制的な気質などの生物学的要因と、
心理学的要因、社会文化的要因などが複合して影響しているのではないかと考えられています。

海外の資料によれば、たとえ発話ができるようになったとしても、成人後に社会不安障害などに悩まされることも多く、早い時期からの適切な対処の重要性が強調されています。
環境の変化により不安が高まって発症することが多く、行動が慎重となるため、環境に慣れるのに時間がかかります。
また、叱責やいじめがきっかけとなることもあります。
一旦話せないことが続くと人との交流の機会が減るため、「自分が話し出すとみんながなんて言うだろう」などと、注目されることを恐れてこの症状が定着するのではないかと考えられています。

次回は、緘黙症の種類と治療方法について見て行こう!
話せない。声がつまる。お役立ちリンク
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