10月5日 表情や声に注目してみよう!②

 

読解

「年金改革 攻防激化」

年金改革関連法案をめぐる臨時国会での攻防が激化しています。

これは、物価が上がっても賃金が下落すれば年金額を下げるなどの新ルールを盛りこんだもの。

政府は少子高齢化が進む中、現役世代の負担を軽減し、年金給付額の水準を維持するために必要な措置だと説明するが、

民進党は「年金カット法案」と批判し、追及姿勢を強めています。

 

「政府の法案は、賃金がさがり、年金額が物価からかけ離れて低くなった場合、

必要なものが年金でかえず、高齢者の役に立たなくなってしまう。」

民進党の議員が強く批判しました。

 

年金額は、物価や現役世代の賃金の変動を反映させ、

給付額がかわる「賃金・物価スライド」方式が適用されています。

これまでは、物価の下落に合わせて年金の支給額を下げていましたが、

新たなルールでは賃金に合わせて下落するのが特徴です。

安倍首相は「年金制度の支え手である現役世代の負担能力に応じた給付にして、

世代間の公平性を確保する」と述べ、理解を求めました。

 

これらを読んで、こんな意見が出ました。

・賃金がさがれば、年金支給額がさがるのは当然。

・年金の負担は高い。

・高齢者の人が多い=選挙権が多い中で、この改革は安倍さんの信念を感じる。

 

高齢者にとってはイタイものですが、少子高齢化を考えると、

やらざるを得ない改革なのかもしれませんね・・・

 

SST

表情や声に注目してみよう!②

前回の内容はコチラ

 

相手の気持ちを読み取るうえで、

非言語コミュニケーションはとてもおおきな役割をはたします。

例えば・・・

Aさんにコピーをお願いしたとき

⑤と⑥、それぞれAさんはどんな気持ちだと思いますか?

 

 

→言葉では「いいですよ」と言っていますが

顔が笑っていません。

そのため、喜んではいない、気持ちよくないと考えられますね

 

 

→言葉は否定的ですが、顔は笑っています。

また声の抑揚も高くなっていると考えられます。

そのため、冗談が言い合えるような良好な関係であると考えられますね。

言葉は否定的ですが、喜んで引き受けているように思えます。

 

 

言葉だけで判断しない
声の抑揚はちょっと文章からは伝わりづらかったかもしれませんが、

言語、表情、声の抑揚が一致しているかどうかということが大事です。

言葉では否定的であっても、表情や声の抑揚が肯定的であれば、それはOKだということが考えられます。

もし、相手の言葉通りにすべて受け取ってしまったら、

「気持ちのわからないやつ」と判断されて印象を悪くしてしまうかもしれません。

相手の言葉だけで判断せずに、表情やしぐさといった非言語情報を頼りに相手の意図を捉えていく事で、

相手への理解も深まっていきます。

 

また、メンタルヘルスの勉強をしている利用者さんから、

表情、声の抑揚が気持ちの90パーセントを占めていると教えてくれました。

今後は言葉だけでなく、表情などにも注目してみましょう!

 

【今日のポイント】
言葉と表情・声の抑揚が一致しているかがポイント!
相手の言葉だけで判断しないようにしよう!

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