11月29日 どうして気遣いが必要なんだろう?
ワークショップ
前回までのワークショップはこちら
前回のワークショップでは、断る時の表情や断った後にすべきこと、
上司、後輩、家族、友人の頼みを断る際に気を付けることなどについて話しました。
今日はまず、これまでやってきた「上手な頼み方」「上手な断り方」の練習として、
ロールプレイを行いました。
今回練習したのは、
・残業をお願いする/断る
・昼食に誘う/断る
というシチュエーションです。
頼む時/断る時のステップだけでなく、みなさん自分なりに工夫をしており、
スムーズな会話が行えました!
頼む時にどれくらいの時間がかかるかを伝えたり、断る時に外せない先約があると説明するなど、
上手い!とつい思ってしまうようなテクニックが色々と出てきました。
相手への気遣い
さらに、今日は新しく相手への気遣いについてのワークショップに入りました。
まず、相手への気遣いの必要性をみなさんに考えてもらいました。
そこでは、
・相手との関係が悪くならないようにするため
・認め合い、良い影響を与え合うため
・組織が発展していくため
・業務を円滑に進めるため
・暖かい雰囲気を作るため
・相手に気に入られるため
などの意見が出てきました。
相手を気遣うと、相手もこちらを気遣おうという気持ちになるため、
良い関係を築いたり、仲を深めることができます。
人を気遣うことは疲れに繋がってしまうこともあるかもしれませんが、
自分にもメリットがある行為であるということができます。
最後に、相手への気遣いとして気を付けていることや、自分がされて嬉しかった気遣いを出してもらいました。
一部を紹介しますと、
・距離感を考え、自発的にコミュニケーションを取る
・相手の話題に興味を持つ
・逆の立場だったらどう思うかを常に考える
・悪い面だけでなく、いい面を見つける努力をする
・なにげない行動にフィードバックをする
・困っているときに助けてもらう
・冗談やお世辞を交えて和ませる
・風邪気味な時にはマスクをする
などの意見がありました。
さらに、体験談として
「自転車のカギを失くした時に、家まで持ち上げて運んでくれた」
なんていうインパクトのあるものまで!
次回は、みなさんが出してくれた気遣いとして工夫していることについて
ディスカッションを行う予定です。
読解
子ども時代体験多いと強く
若者の結婚願望、小学生までに人間的なふれあいに関連する活動を
多く体験した人ほど結婚願望が強いのだそう。
現代日本が抱える大きな課題のひとつ、少子化対策。
どうすれば若者が結婚をし、子育てに打ち込むのだろうか――
2015年のインターネットの調査によると、7年間で男性は「結婚願望」が低下し、
女性は結婚願望と非願望に二極化しました。
また、「結婚したくない」者は年齢とともに増える傾向にあることがわかりました。
非結婚願望の理由としては、経済面と、子供のころの体験不足、
さらに「一人が楽しい」という思いが挙げられます。
「結婚したくない」割合を年収別にみると、分岐点は年収200万円。
年収200万円未満は「結婚したくない」割合が増え、
ほぼ4人に1人が非結婚願望を持っているのだそう。
子供のころに友達と遊んだり、地域活動、家族行事など
たくさんの体験をした人は結婚願望が高くなります。
これまでは経済的な理由が大きいと思っていましたが、
一人が楽だから結婚しないという若者が出現し始めています。
これらの記事を読んで、
・子供のころの体験につなげるのはちょっと無理やりな感じもする
・家にいてもいろんな人と繋がれる
・少子化対策を個人で考えるのは難しい
・自分の家族を見てこういう家族を持ちたいと思う部分も多いのでは?
・矛盾する部分もあると思う(子供のころたくさん遊んでいても結婚願望がない人もいる)
・交際相手がいるのに結婚しない理由として「一人が楽である」を挙げているのはひどい!
・お金がある人=社会で成功している→自信がある→魅力がある
⇒やっぱりお金は大切
・価値観が変わってきたのでは?→やりたいことがある人が多い時代
などの意見が出ました。
ネットやゲームなど、一人でいる時間も増えてきているため、
一人に慣れてしまっている、一人に抵抗がない人が増えてきているのは少しさみしい気もしますが・・・
昔とは考え方が変わってきているため、仕方ないことなのかもしれません。
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