ワークショップ:雪山で遭難したら?③ 11月13日

読解

展望なき教育投資

有能な人材どう輩出

いまの幼稚園児が大学生になるころ、就職活動では個人の実力を問うような風景が当たり前になるかもしれません。

政府によると、30年の18歳人口は105万人を割り、16年の120万人から1割減る見込みです。

少子化で、行き先を選ばなければ全員が大学に入れる状態が続きます。

企業が問うのは個人の実力であり、単にどこの学校に通ったかでなく、どこで、どのような知力を身につけたのか。有能なら大卒である必要はなく、国籍も問わない・・・そんな未来もあり得ない話ではありません。

近い将来、そんなニーズに日本の教育システムは応えられますでしょうか。

国が毎年、文教関係に充てる予算は4兆円程度で、公的な教育支出は足りないとされていますが、財務相は先進国の中で遜色ない水準とみています。

もっともこのうち1・5兆円は義務教育にかかわる教員の人件費に、1・4兆円は大学への支援費にそれぞれ回されているので、使い道は毎年代わり映えしていません。

 

この記事を読んで、

・難しい話だと思った。

・待機児童の問題を解決して欲しい。

・ただ無償化よりも内容にも力を入れて欲しい。

・受ける側の意見も取り入れたほうが良いと思った。

などの意見が出てきました。

 

これからは負担の少ない質の高い教育制度が確立されると嬉しいですね!!

 

ワークショップ

就労移行支援事業所リスタートの月曜プログラム、ワークショップでは毎週グループディスカッションの訓練をしています。

今回のワークショップでは、一週空いてしまいましたが、三回目となる「雪山で遭難したら?」というテーマのコンセンサスゲームを行いました。

内容は、雪山に飛行機が不時着し、一番近い街までも距離がある中、生き残るために使える10種類のアイテムに優先順位をつける、というものです。

詳しくはこちらの記事をどうぞ!

近い街まで自力で行くのか、その場に留まり救助を待つのかで意見が分かれる中、前回のワークショップで、数人が街に向かい、残りの人は救助を待つ、という意見にまとまってきました。

全員が生存するため。どのようにアイテムを割り振るか難しい選択でもありそうですが、どのような結果になりますでしょうか。

 

利用者さんの回答

改めて話していく中で、残って救助を待つ派と救助に行く人と残る人を分ける派で決着がつかず、人数的にもほぼ同数となりました。

時間もなかったためにそのままアイテムの優先順位をつけ、「マッチ」「チョコレート」「朝刊」が上位に、「ナイフ」「ライフル」「スキー」「ウィスキー」などが下位に、という結論となりました。

このコンセンサスゲーム、専門家による答えは以下のようになっています。

①大箱のマッチ
②板チョコレート
③固形の油の入った金属缶
④懐中電灯
⑤5日分の朝刊
⑥ライフル
⑦ナイフ
⑧スキーセット
⑨ウィスキー
⑩方向のわかる磁石

 

まず、前提として32kmというのは直線距離であり、スキーで安全に移動できる保証もない天然の雪山です。

たとえ方位磁石があったとしても、薄着の素人が安全に街まで移動できる可能性は、非常に低いと言えるでしょう。

そのため、その場を動かず救助を待つという前提で、暖を取れるものやエネルギーとなるもの、救助ヘリなどに合図を送れるものなどの優先順位が高くなります。

 

救助を待つか、街まで行くかなど、意見が割れて難航した部分もありましたが、最終的に導き出された結論は非常に専門家の意見と近いものとなりました。

自分一人で考えた意見よりも相談して導き出した答えの方がより近くなっていれば、知恵を出し合い協力する訓練として、申し分のない成果が上げられたのではないかと思います。

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