第10回心理学講座「ストレスサインの分析」

新聞読解:「主要30業種の天気図 1~3月産業景気予測」

本日の新聞読解のトピックは、「各業界についての景気予測」についてでした。
以下、記事の要約です。

ネットサービス。スマホ決済店舗に。
電子マネーやポイントサービスなどスマートフォンを通じ、実店舗で決済できる機能が広がっている。
利便性の高さから、2018年はスマホ決済の取扱高は1割弱伸びるとの見方も。ネット通販では宅配大手の配送料引き上げも影を落とす。
コンテンツ関連では各社が独自作品の投入を競う。精密機械。カメラ販売上方修正。デジタルカメラ市場の底打ち感が鮮明。
カメラ各社も2017年度の通期販売台数を相次ぎ上方修正。各社期初の見通しから1割前後増える計画だ。
「インスタグラム」などの普及でスマートフォンにはない表現力や機能を求めるユーザーが増えている。
ミラーレスも高級機種を中心に世界で販売が好調。百貨店。高額品が持ち直し。景気改善を追い風に時計や宝飾品、化粧品などの販売回復が続きそうだ。
厳しい寒さからコートなどの冬物衣料も足元で堅調。

この記事を対する利用者さんの感想・意見

  • iPhoneの人気が相変わらずだと思った。
  • デジタルカメラ市場が上方修正で驚いた。
  • AIスピーカーは介護に使えるんじゃないか期待している。
  • 外食の値上げは仕方ないと思った。

主要業種が上方修正されているのは嬉しいですね。

外部講師による第10回心理学講座「ストレスサインの分析」

就労移行支援事業所リスタート高田馬場では、毎月1回、外部の講師に心理学講座を行っています。利用者さんの人気のこの講座も今回で第10回!

今回のテーマは、「ストレスサインの分析」というテーマでした。あ、写真取り忘れた。。笑

心と身体の関係

人間は、人生の中で様々な出来事(ストレッサー)に遭遇します。
その遭遇した出来事が自分の対処能力を超えた脅威であると感じる時に、ストレス反応と呼ばれる症状や行動を生じさせてしまいます。

「病は気から」では無いですが、人間の心(精神)と身体は密接な関係にあります。

身体と心が一致している状態

この状態が一番健全で、自らのストレスの原因を自己分析する事が出来ます。

身体と心が遠距離になっている状態

心が身体を飛び越えてしまっている状態

身体が心を飛び越えてしまっている状態

まずは、自分がどの状態にいるのかを把握する事が大事になってきます。

ストレスの種類と原因

ストレスの種類や原因は人それぞれではありますが、多くの場合下記に分類できます。

  1. 対人関係
  2. 環境の変化
  3. 寒さ
  4. 騒音

..等々。

ストレスを作る原因をストレッサーと呼びますが、これらには、物理的・肉体的・心理的・化学的・生物学的要因など様々です。

ストレスを受けて、ストレス耐性が限界状態になると、ストレス症状としてなんらかの疾患に繋がってしまう訳ですね。
ストレス耐性をつける事も大切ではありますが、自分の状態を把握して(もしくは第三者から判断してもらい)、コーピング等のストレス対処法を行っていく必要があります。

ちなみにコーピングについてはこちらの記事を参考にしてください。↓
VSキラーストレス!-コーピング-
VSキラーストレス!-コーピング②-
VSキラーストレス!-コーピング③- ~100項目のコーピングリスト~

身体言語とは

精神分析学では、言葉では喋る事の出来ない(分かりにくい)身体症状などを身体言語と呼び、その症状の原因を探る一助にするそうです。

「嘔吐を繰り返す」「耳鳴りや難聴」などの症状の場合

たとえば、「嘔吐を繰り返す」などの症状の場合、精神分析学的には「言ってはいけない事を黙っている(人から秘密を共有される・良いたくない事がある)」等と分析したり、「耳鳴りや難聴」などの症状の場合は、「聞きたくない、その場から逃げ出したい(もしくは、声やおとがする場所から逃げたい)」などと分析するそうです。