就活SST「相手への気遣い」
新聞読解「10連休 景気かく乱も」
以下、記事の要約です。
皇位継承に伴う4月27日からの10連休まで2週間を切った。
長い休みは景気のかく乱要因になるとの見方が専門家で強まっている。
個人消費が1兆円規模で増えるという予測がある一方、連休後は節約志向が強まるとの見方も強い。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 連休に個人消費が伸びるというのは、景気回復の兆しなのかもしれない。
- 今年は10日間の連休があり旅行や家族サービス等が盛り上がりそうで、どんなことが起こるか楽しみ。
- 連休後に消費者が節約志向になるという予測は共感できる。
- 「働き方改革」ならぬ「休み方改革」が起こるかもしれない。
10連休というとワクワクしますが、観光地やレジャーなど忙しいところは大変ですね。
連休でリズムが崩れてしまうということも予想されます。皆さん、気をつけていきましょう!
就活SST
『そ』で始まる日常生活で必要なものは?
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
「掃除機」「外履き」「損しない買い物の仕方」「雑巾」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
Bグループ「外面」
Cグループ「相談相手」
Bグループの回答は「外面」でした。確かに、コミュニケーションを取るに当たって、適正な態度は重要ですね。
Cグループの回答は「相談相手」です。困っていることなどを相談できる相手というのは、大事なものですよね。
相手への気遣い
今日は、「相手への気遣い」をテーマに、意見の交換をしました。
気遣い、あるいは心遣いとは、人のためを思って色々気を遣うこと、配慮することを意味します。
人間関係を築いていく上で、お互いを思いやることは欠かせないことです。
気遣いをしないでいると自分本意な人だ、心のない人だと思われる可能性があります。
たとえ、自分が上手く相手を気遣うことができなくても、その姿勢を示すことは大切です。
気遣いの必要性
最初に、そもそも人を気遣う必要性とは何か、ということについて考えました。
人は、自分に向けられた感情に合わせて返す性質を持っています。
攻撃的に話しかけられたら、カチンときて同じように攻撃的に返してしまうのを想像していただければわかりやすいのではないでしょうか。
同じように、気遣ってくれた相手には、同じように気遣いを返すものです。
居心地の良い空間や、信頼関係というものは、このようにお互いに気遣いをすることによって作られるものです。
つまり、気遣いには、相手のためを思ってというだけでなく、良い関係を築き、気遣いを返してもらうという意味で、自分のためという側面もあるのです。
気遣いの例
実際に、利用者のみなさんが心がけている気遣いや、気遣ってもらえてうれしかったエピソードについて意見を出してもらいました。
エレベーターで他の人が乗り降りしている間ドアを抑えておく、などのマナー的なもの。
話しかける前に「今よろしいですか?」と声かけする、といった会話で役立つもの。
否定する必要があるときは、「確かにその通りだと思うけど、こんな考え方もあるよ」と伝える、といった、コミュニケーションのテクニックまで!
多くの意見が集まりました。
「相手を気遣う」ことは人間関係を構築する上で重要なことです。
普段していることだけで満足せず、自分がしてもらってうれしかったこと、他の人がやっていて感心したことを取り入れて行ってみてください。
気遣い上手になれば、コミュニケーションはより取りやすくなるはずです。