就活SST「上質世界」

新聞読解「中国版GPS網、世界最大 130カ国で米国製抜く」

以下、記事の要約です。

位置情報を得る「測位衛星」。

中国が開発した衛星の稼働数が2018年に米国製を抜き、世界最大の数となった。

ゲーム、施設案内、安否確認など様々なサービスの基盤となっている位置情報。

ビジネスへの波及効果が期待されている一方、安全保障の面でも脅威となりうる。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • GPSは平和利用してほしい。
  • 中国製の衛星は通常のGPSにない機能があり驚いた。
  • 軍事競争につながりそうで懸念。
  • 測位衛星は、中国製か米国製かで分かれていて、政治上の地図とも関係しているのかもしれない。

位置情報システムは便利ですが、全体的に軍事利用への懸念の声が多くあがりました。
平和的に利用していきたいですね。

就活SST

『そ』『ぞ』で始まるいらないのに捨てられないものは?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「造花」「卒業証書「忖度」「ソックス」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Bグループ「ゾロリの本」
Cグループ「雑巾」

Bグループはゾロリの本でした。確かに、小さいころの思い出もあって、家に残っていても捨て難いですね・・・。
Cグループは雑巾です。雑巾はボロボロになっても使い続けるので、捨てるタイミングがわからなくなりますね。

前回の復習

前回は、内的コントロールに基づき行動を決定する際の基準である、「5つの基本的欲求」について説明しました。

我々の行動は、すべて5つに分類される欲求のうち、どれかを満たすためのものです。

飲食や睡眠などの「生存の欲求」

誰かと一緒にいたいという「愛・所属の欲求」

認められたい、勝ちたいという「力の欲求」

自分のやりたいようにしたいという「自由の欲求」

新たな知識を得たいという「楽しみの欲求」

老若男女問わずみんなが持っているこれらの欲求ですが、その優先順位には違いがあります。

この違いが、意見や考え方の違いとなって表れるのです。

上質世界

5つの基本的欲求について、人によって異なっているのは優先度だけではありません。

同じ欲求であっても、その満たし方は人によって異なっています。

この、欲求の満たし方の違いを表すために使われるのが、「上質世界」という言葉です。

上質世界は、その人が基本的な5つの欲求を満たすために求めるもので構成されています。

例えば、愛・所属の欲求を満たせる家族や、力の欲求と楽しみの欲求を満たすスポーツなどですね。

上質世界に含まれるものは、大きく分けて次の3つに分類することができます。

1.「自分がともにいたいと思う人」
2.「自分が所有したい、経験したいと思うもの」
3.「自分の行動の多くを支配している考え、信条」

「自分がともにいたいと思う人」

家族、恋人、友人など、親しくしたいと思う人間です。

愛・所属の欲求は、どこに所属していても満たされるというわけではありません。

職場の同僚たちと良い関係を築くことを望む人もいれば、家族との関係を重視する人もいます。

また、力の欲求において、サポートしたい相手や競争で打ち勝ちたい相手などが含まれる場合もあります。

「自分が所有したい、経験したいと思うもの」

欲しいものややりたいことなど、多くが含まれます。

食べたいと思うもの、買いたいとおもうもの、スポーツや映画などの趣味など、人によって千差万別です。

ここに含まれるものの違いにより、お金や時間の使い方が変わり、ある人にとっては楽しみなことでも、他の人にとって退屈である、といった差異に繋がります。

「自分の行動の多くを支配している考え、信条」

上質世界には、「考え方」も含まれています。

尊敬する経営者の書いた書籍を読むことや、気になっている講演を聞くことなど、興味のある「考え方」に触れることでも、欲求を満たすことができます。

逆に、自分と違う考え方をしなければいけないときなどには、欲求が阻害され、不快感を覚えるのです。

 

restart_banner