覚えておくと◎ 嫌なことがあったときの回復方法

落ち込んだとき、嫌なことがあったとき、ネガティブになりやすい

「気持ちを切り替えなきゃ!」って思うけど、切り替えるのって難しいよね。
うんうん。
とくに嫌なことがあったときって、マイナスの方向に考えがちになっちゃうよね。
そうだよねぇ。
怒られたときとか、「切り替えて集中しよう!」って思えたらいいんだけど、「やっぱり自分はダメ人間」「何をやっても失敗する」とか。。。
悪循環だよね。
でも、誰だって気持ちの切り替えって難しいもの。
今日は、上手に気持ちを切り替えるためのイメージトレーニングを紹介するよ!

こんな人にオススメ! ネガティブな時に試してほしい

  • イヤなことがあって、気持ちを切り替えたい
  • 一度落ち込むと回復に時間がかかってしまう
  • 忘れられない嫌な経験がある
  • 自分はダメ人間だと思う
  • ネガティブになりやすい
  • 絶望してしまうことがある
一度ネガティブになってしまうと、前向きな気持ちを取り戻すのには時間がかかってしまうもの。
誰にだってあることだけど、落ち込む時間を短くするためのテクニックだよ!

ネガティブ期を克服するためのイメージトレーニング

rふたつのイメージを使って、ネガティブを打ち消す方法を紹介するよ。

ポジティブな状態で、ネガティブを打ち消す!?

1. まずはポジティブな状態をイメージ

自室など静かな場所で、ゆっくり心を落ち着けます。
そして、ポジティブな自分の状態か、リラックスした自分の状態をイメージします。
明るさ、周囲の景色、音、温度などを鮮明に思い出しましょう。

2. 右手にアンカーを作る

ポジティブな状態、リラックスした状態のイメージが強まった、と思ったら、右手を強く握ります。
弱まったな、と思ったら握り方を弱くします。
右手を強く握る、という動作以外に、右手で膝をたたく、右の耳たぶをつまむ、などの動作でも可能です。
この動作を、ポジティブな状態を起動する「アンカー」とします。

3. 気持ちをリセットして再度チャレンジ

何度か行った後、体を軽く動かします。
肩を回す、屈伸をする、などして気分をリセットします。
そしてまた、ポジティブな状態をイメージして、イメージが強まったと感じたら右手を強く握ってみます。
そしてまた体を軽く動かし、再度イメージと動作を行います。
右手を握るだけでポジティブな状態を思い出せるようになっていれば完了です。

4. 続いてネガティブな状態をイメージ

体を軽く動かし、今度はネガティブな自分の状態をイメージします。
怒られたときの周囲の音、明るさ、温度や姿勢など、自分の状態をできるだけ細かくイメージします。

5. 今度は左手にアンカーを作る

よくイメージができてきたら、今度は左手を握ります。
ネガティブな感覚が強まった、と思ったら、握り方を弱めます。
こちらも、左手で膝をたたく、左の耳たぶをつまむ、などほかの動作で代替しても問題ありません。

6. 再び気持ちをリセット

体を軽く動かし、気持ちをリセットします。
そして再びネガティブな自分をイメージして、印象が強まったタイミングで握る力を強める、ということを数回繰り返します。
左手を握るだけでネガティブな自分にアクセスできるようになります。

7. 二つのアンカーを同時に行う

右手にポジティブな状態をイメージし、左手にネガティブな状態をイメージします。
そのまま、右手と左手を叩く、もしくは両手で同時に膝を叩く、など同時にふたつのアンカーを起動させます。
アンカーがうまく形成されていれば、ネガティブな状態をポジティブな状態で打ち消す、ということができます。

ネガティブ状態を中和!

打ち消す、ってそういうことだったんだね!
そう。
人って、「楽しい」「楽しくない」といった、反対の感情を同時に持つことができないんだ。
だから、反対の感情を同時にぶつけあうことで、ネガティブな状態が気にならなくなったり、落ち込みが軽減されたりするんだ。
なるほどー。
アンカーが強いほど、このトレーニングの効果も大きそうだね!
そうだね!
会議の前の緊張、苦手な人との対面など、フラットになりたい、という時にも使えるよ。
トライしてみてね!

 

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