9月6日 この会話、なにが悪かったんだろう?

ワークショップ

前回までのワークショップはこちら

8月9日 挨拶の基本スキル

8月16日 会話を始めてみよう!

8月23日 会話を続けてみよう①~開かれた質問~

8月30日 場面に合わせて上手に自己開示しよう

 

 

今日のワークショップでは、状況や場面に合わせた発言についてやりました。

前回、「はい」「いいえ」で答えることができない開かれた質問と、

場面に合わせた適切な自己開示について学びました。

 

今回は、いざ会話を行っていく中で、

「相手の言ったとおりにしたのに怒られた」という場面や

「せっかく場を和ませようとしたのに、冷たくあしらわれた」経験などから、

場面場面に合わせた適切な発言や、

他の人に言われた言葉の受け取り方について考えました。

例として、今日は以下の2つの場面を取り上げました。

 

考えよう①

 

B:この仕事、お願いな。急ぎじゃないから適当にやっといて
A:はい

~後日~

B:おい、君。ところで、この前頼んだ仕事どうなった?
A:急ぎではないと言われたので、まだ手をつけていません
B:確かに、そう言ったけど限度があるだろう!
A:すみません

 

この会話を見て感じたことと、Aさんの対応の改善点について考えました。

利用者さんが出してくれた意見は、

 

感じたこと

「先に期限を言っておいて欲しかった」

「別に仕事があるのに、急に言われても困る」

「適当でいいと言われていても、1週間も手をつけていないのはまずい」

「『適当』とはいいかげんでいいということではなく適したことをやれということなので、
しっかりとやらなければならない」

 

Aさんの対応

「期限を先に確認しておくべきだった」

「他の仕事と並行処理するべきだった」

 

 

期限の言われていない仕事を放置していたら怒られてしまった、という例ですね。

その仕事をせずサボっていたわけではなく、他にもやるべき仕事があり、

やっていなかったことが原因でした。

 

この場合、事前に期限が言われていなかったからやりませんでした、では済みません。

Bさんが先に期限を言うのが理想ではありますが、現実には、このような曖昧な指示で

仕事を振られることは多いのではないかと思います。

その場合、仕事を振られた時点でいつまでに必要なものなのかをハッキリ聞くようにしましょう。

また、他の仕事が立て込んでいて期限までに終わらせることが難しそうであれば、

そのことをちゃんと相談するようにしましょう。

考えよう②

B:「わからないことがあったらいつでも声をかけてな」
A:「ありがとうございます」

A:「あの・・・。」
B:「うん?」
A:「これはどうすればいいのでしょうか?」
B:「あー、これね。これはこうするんだ」

A:「えーっと、この場合はどうすれば?」
B:「うん?」

A:「あの、これなんですけど」
B:「お前な・・・。」

この会話を見て感じたことと、Aさんの取るべきだった行動、

そしてBさんの言い方の改善点について考えました。

利用者さんが出してくれた意見は、

 

感じたこと

「いつでも聞いて、と言われたのでAは必死に聞いている」

「Aが同じことや考えればわかることを何度も聞いているのではないか」

「わからないことを丸投げすべきではない」

Aさんのとるべき行動

「自分でも考えるようにするべき」

「自分で調べてこうなったのですがあっていますか?などの聞き方をする」

「考えたり調べたりしたうえでわからなかったことは聞くようにする」

 

Bさんの言い方

「ただ怒るのでなく、なにが悪かったのか伝えるべき」

「相手がどこまでできるのか把握しておいて、教えられることは先に教えるなどの工夫」

 

 

「いつでも声をかけて」と言われたためになんでもかんでも聞いていたら

怒られてしまった、という例ですね。

いくら声をかけていいと言われても、相手にも都合があります。

わからなくなったらすぐに聞くのではなく、自分なりに考えたり、

調べたりした上で聞くようにするべきでしょう。

 

わからないことを人に聞くこと自体は悪いことではありません。

考えたり調べたりして、それでもわからなければ、素直に聞いてみましょう。

 

 

次回はこの続きとして、相手の言葉をただ受け取るのではなく

本当に伝えたいことを考える練習をしてみたいと思います。

読解

ドコモが売れ筋分析

 

今日の記事は、NTTドコモが始めるスマートフォン利用者の

行動から売れ筋商品を割り出すサービスについてです。

 

自社で提供する動画配信や雑誌閲読の情報を組み合わせて年代別の嗜好などを探り、

小売店などの販売促進に役立てるのが目的だそうです。

 

一定の条件を満たす人には店舗のセール情報やクーポン券を

配信する広告事業も開始して、伸び悩む携帯電話事業を補う目論見です。

 

サービスの内容としては、個人を特定できない形でウェブサイトの閲覧履歴や

ネット通販の購入データ、決済サービスの利用情報を幅広く集めます。

動画の視聴や雑誌の閲読と買い物の履歴などを統合することで、

「この動画を見た人はこんな商品を買っている」などと、

より高精度な関係性を導き出すことができるのが、

これまでのウェブサイト履歴などから好みを探るサービスとの

大きな違いであるということができます。

 

この記事を読んで、

 

・見逃しがちなクーポン情報を出してくれるのはありがたい

・扱うデータが大きく、小売店に提供したりもするため、情報漏えいが怖い

・広告が来たからと言って買うとは限らない

・いくら興味のあるものでも、
様々な広告があちこちから来るようになったら迷惑

 

等の意見が出てきました。

 

広告を出す側の立場からすれば、これまで以上に正確に興味のある情報を届けられるので、

かなり大きな意味を持つサービスなのではないかと思いますが、

消費者の立場からすれば、情報が欲しい時にもらえるならば嬉しいものの、

広告が大量に来て、それを簡単に止めることができない、なんて

ことになったら困りますよね。

 

広告を出す側と見る側で、Win-Winの関係になれるような

サービスとなってくれるといいですね!