9月13日 その言葉、本当にそのままの意味?

ワークショップ

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8月9日 挨拶の基本スキル

8月16日 会話を始めてみよう!

8月23日 会話を続けてみよう①~開かれた質問~

8月30日 場面に合わせて上手に自己開示しよう

9月6日 この会話、なにが悪かったんだろう?

 

 

今日のワークショップでは、前回に引き続き、状況や場面に合わせた発言について考えました。

前回、「言われたとおりにしたのにダメだった」という例として、2つの会話を取り上げ、

その改善点などについて話しました。

 

その言葉、本当にそのままの意味?

 

「言われたとおりにしたのにダメだった」ことの原因の一つは、

相手の言葉が文字通りの意味ではなかったからです。

社会では、相手の言葉をそのまま受け入れるのではなく、

相手がしてほしいことを考えて、察して動かなければいけません。

 

そこで今回はまず、言葉通りに捉えてはいけない言葉として、

4つの言葉について考えました。

 

「だいたいでいいよ」

「好きにやってくれていいから」

「受付で立っていればいいから」

「ちょっと鏡を見てきて」

 

これらの言葉は、仕事をする上でよく聞く言葉ですが、

ただ文字通りの意味としてとらえると失敗してしまう可能性があります。

それぞれの言葉の持つ意味について考えていきましょう。

 

・「だいたいでいいよ」

こう言われたからといって、

仕事を中途半端なところまでで終わらせていい、というわけではありません。

「だいたい」という言葉に惑わされてしまいますが、仕事は仕事です。

しっかりと最後まで終わらせてください。

前回の例と同じように、

期限などもなあなあにするのではなく、しっかりと確認を取っておいた方がいいでしょう。

 

・「好きにやってくれていいから」

この言葉は、好き勝手にやっていい、と言われているわけではないことに注意が必要です。

やり方の工夫などをしていい、ということであって、

どんな手段でも構わないというわけではないですし、

やり方に関してアイデアがあるのであれば、

上司などにそれを伝えた上で許可を求めたほうがいいでしょう。

「だいたい」「適当に」「好きに」などの言葉が出てきたときにも、

原則的には決められたとおりに、しっかりと最後までやりきることが大事になります。

 

・「受付に立っていればいいから」

こう言われたからといって、

ただ受付に立ってぼーっとしていればいい・・・というわけではありません。

受付に行け、と言われたのであれば、受付に何かしらの仕事があると考えたほうがいいでしょう。

もしもその業務が未経験であるのであれば、

そのことを伝えた上で、やり方を教わるなど事前に対策をしておきましょう。

 

・ちょっと鏡を見てきて

この言葉は、何か顔についていたり、服装がだらしないなど、

身だしなみが悪いので直してきてほしい時に使われます。

人前で直接指摘をせず、自分で気づいてもらうために気を利かせて

言われる場合がほとんどなので、トイレなどで確認してくるようにしましょう。

状況に合わせた言い方

 

会話の際に気をつけなくてはならないのは、発言内容だけではありません。

表情や声色によっては、自分が伝えようとしていることを勘違いされてしまうこともあります。

 

以前のワークショップで、挨拶をする際には明るく大きな声で目を見ながら・・・

という話をしましたが、

挨拶以外の言葉であっても、その場面によってふさわしい言い方があります。

 

例えば、「ありがとう」という言葉を優しい表情や声で伝えれば、

感謝の気持ちを伝えることもできるでしょうが、

無表情や冷たい声で「ありがとう」と言われたら、

この人は本当に感謝してくれているのだろうか? と疑問に思うのではないでしょうか

何かを伝える際には、その言葉の内容や状況などを意識して言葉を選ばなければいけません。

 

「申し訳ありません」や「すごいですね」など、言葉によって相応しい言い方は変わります。

自分の言い方が相応しいかどうか、ぜひ一度考えてみてください。

 

読解

 

IT、地殻変動の足跡

 

今日の記事は、今急速に広がりつつある「ブロックチェーン」と呼ばれる新しいITに関してです。

この新技術は、インターネットでつながった多数の参加者でモノや資産などの

取引記録を共有することにより、データの改竄を難しくする技術です。

データを1ヵ所に集めるのでなく、分散し共有することで、これまで不可欠であった

中央の管理者が不要となり、情報システムが止まり辛いという特徴があります。

 

また、ブロックチェーンを使うことにより、データの集中管理を行っていたサーバーが不要となるため、

巨大な銀行のインフラでもコストが1/10以下になるなど、大幅な経費の削減が可能になります。

 

しかし、実用化までにはまだ課題もあります。

ブロックチェーンは一定の期間に発生した取引を1つのブロックとして記録するので、

取引の前後関係が記録されません。

そのため、所有権が誰から誰に移ったか証明する必要のある不動産取引や、

秒単位で数千件の売買注文をさばくような高速・高頻度の用途には向いていません

また、既存の法制度との調整にも問題が残っており、例えば為替取引などは

法律で原則銀行固有の業務と定められているため、慎重に進める必要があります。

 

この記事を読んで、

 

・チェーンから外れたら利益を得ることができないが、チェーンの参加権はどうするのか

・アーティストなどは食べていくのが難しい時代なので、その権利を守るのは良いこと

・楽天やAmazonのない生活は想像できない

・何人以上が保証すれば価値があるとみなされるのかなど基準が曖昧。

 

などの意見が出てきました。

 

楽天やAmazonがなくなるとまで記事では書かれていましたが、

実際にそこまでブロックチェーンが主流になるかどうかは

怪しいところなのではないでしょうか

 

経費の削減のためにも、実用化してほしい技術ではありますが、

そのための課題を解決できるかどうかがカギとなりそうですね。