9月27日 会話を終わらせるときは

ワークショップ

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8月9日 挨拶の基本スキル

8月16日 会話を始めてみよう!

8月23日 会話を続けてみよう①~開かれた質問~

8月30日 場面に合わせて上手に自己開示しよう

9月6日 この会話、なにが悪かったんだろう?

9月13日 その言葉、本当にそのままの意味?

9月20日 こんな会話ではどう答える?

 

 

今日のワークショップでは、会話を終わらせる方法についてやりました。

相手と話しているとき、時間切れになったり、話に行き詰まったりした時には、

会話を終わらせることが必要です。

相手に遠慮して切り出せずに話を続けていると、自分の予定がくずれてしまったり、

話に意識が向いていないことが相手に伝わったりと、相手との関係が悪くなる可能性があります。

また、「時間がないので」とだけストレートに伝えてしまうと、相手は「私と話すのが嫌なのかな?」

と思い、悪い印象を持たれてしまうかもしれません。

 

そこで今回は、会話を終わらせる方法について話しました。

リスタートでの活動が終わったあとに約束があるので帰ろうとしたところ、

他の利用者に話しかけられた・・・という例で、6種類の対応について考えてもらいました。

 

①「その話、今じゃなくちゃだめ?」

②「急いでいるから、また今度!」

③「えっ、大変だったね!うんうん・・・へぇ~・・・」
(最初は共感的に、段々気のない返事にしていく)

④「そっか、うん、うん・・・」
(とりあえず聞いている。急いでいることは言わない)

⑤「そっか・・・大変だったね」
(とりあえず話を聞いてさりげなく話を終わらせようとする) (少し歩きだす/時計を見る:非言語情報を使ったメッセージ)

⑥「そっか。大変なことがあったみたいだね。ごめんね。聞きたいんだけど今は時間がないんだ。今度でも大丈夫?」

 

これら6つの対応に関して、良い点と悪い点を挙げてもらいました。

 

①「その話、今じゃなくちゃだめ?」

良い点

・相手の都合を確認している

悪い点

・言い方が攻撃的
・急いでいると伝えていないので誤解される恐れがある
・相手の気持ちを削いでいる

②「急いでいるから、また今度!」

良い点

・急いでいることを伝えている
・簡潔で素直

悪い点

・一方的なので印象が悪い
・相手を受け付けない姿勢

③「えっ、大変だったね!うんうん・・・へぇ~・・・」
(最初は共感的に、段々気のない返事にしていく)

良い点

・相手に親身になっている印象 ・露骨に断っていない

悪い点

・急いでいると伝えていないので興味がないなどの誤解があり得る
・用事があるから、という理由が相手に伝わらない

④「そっか、うん、うん・・・」
(とりあえず聞いている。急いでいることは言わない)

良い点

・話を聞いている
・相手を尊重し、優先している

悪い点

・話が続いてしまう
・自分の予定を考慮していない

⑤「そっか・・・大変だったね」
(とりあえず話を聞いてさりげなく話を終わらせようとする)
(少し歩きだす/時計を見る:非言語情報を使ったメッセージ)

良い点

・やんわりと伝えようとしている
・この後用事があると読み取ることができる

悪い点

・はっきりと言っていないので伝わらないことがある
・察しの悪い相手には通用しない
・ちゃんと相手の話を聞いていない

⑥「そっか。大変なことがあったみたいだね。ごめんね。聞きたいんだけど今は時間がないんだ。今度でも大丈夫?」

良い点

・話を聞きつつ自分のことも伝え、確認を取っている
・言葉に配慮が現れている

悪い点

・この場では話を聞いてあげられない

 

一般的に言われる会話を終える方法は、

(1)相手の話が区切りのいいところまで待ち、その話を受け止める。
「そうなんだ~」「へぇ、~だったんだね」

(2)一言の後、簡単に理由を伝える。
「ごめんね、用事があってそろそろ行かなくちゃいけないんだ」

(3)お礼や気持ちを伝える。
「またお話ししてください」

(4)申し訳ない仕草をする。

 

といったところです。

 

ただし、必ずしもこの方法でやらなければいけないというわけではありません。

すぐに行かなければ間に合わず、区切りのいいところまで聞くことができないこともあるでしょう。

相手の気持ちと自分の都合を考えて、状況にあった対応をするようにしましょう。

読解

カーナビにも支払い義務 不公平感 反発強まる

 

今日の記事は、NHKの受信料をめぐる議論についてです。

受信料の支払いは事実上、法律が定める義務ですが、通信技術の発展や放送の多様化により

その前提は揺らいでいます。

群馬県のある男性は、NHKの集金担当者にテレビが無いと答えた後、

ワンセグが見られる携帯電話とカーナビについてまで確認され、

車にカーナビがついていることを理由に渋々契約を結んだそうです。

 

1950年に施行された放送法では、NHK放送を「受信できる設備を設置」した

世帯が受信契約を結ぶように義務付けられています。

施行された当時はテレビやラジオを想定していたのでしょうが、

現在では多くの携帯電話やカーナビでワンセグ放送が映るため、

テレビを見なくても視聴可能な機器を購入することで支払い義務を負うことがあります。

 

さいたま地裁は、ワンセグ機能付き携帯電話について「受信契約の義務はない」との判決を出しました。

常に持ち運ぶ携帯電話は放送法が定める「受信設備の設置」にあたらないというのが理由で、

放送法の文言がすでに時代に合っていないことも示したそうです。

それに対してNHKは直ちに控訴しました。

 

NHKの放送を見なくても受信料を払わなければならない理由として、NHKは

特定の勢力の意向に左右されない公正な番組を届け、社会の健全な発達に寄与するため」

と説明しています。

しかし、NHKを見ない人の受信料を免除すれば収入が激減しかねないという恐れもあります。

 

家を留守にすることが多い人やテレビがないと言い張る人は払わずに済む一方で、

ワンセグだけを理由に支払う人もいるため、NHKへの不満も大きくなっています。

 

この記事を読んで、

 

・見ない人にとってはなぜ払わなければいけないのか、という疑問が出るのは当然

・海外では受信設備のあるなしに関わらず支払っているというのは税金のようだ

・受信料を払わない世帯にはモザイクをかけるなどの方法は技術的に不可能なのか

・車のカーナビなど、あるかもわからないのにカマかけをして徴収するのは腹立たしい

・特定の勢力の意向に左右されないというが、トゲを抜いた当たり障りのない
意見を発信するのでは健全な発達は行えない

・世帯ごとの徴収で、1人世帯でも大家族でも同じ値段なのは納得がいかない

・法律がすでに時代遅れ

 

などの意見が出てきました。

 

ドイツでは受信設備があるなしに関わらず誰もが受信料を払う義務があり、

対象者の97%が実際に払っていると言います。

また、フランスではほぼ100%の人が支払いを行っており、

滞納者には税務当局の差し押さえもあると言います。

 

見てもいないものの料金を支払わなければいけない、となれば

納得がいかない気持ちもありますよね。

しかし一方で、視聴しているにも関わらず

支払いを拒否している世帯があるのも事実だと思います。

これからどのように転ぶのかはわかりませんが、

不公平さがなくなる方法を見つけてほしいですね。